「世界で起きた不思議な出来事って何だろう?」
「不思議な現象が起きた原因が気になる…」
今回は、そんな疑問を持つ人に向け、世界で起きた不思議な現象や出来事をランキング形式でまとめました。出来事の詳細はもちろん、現象の原因も詳しく解説します。
この記事を書いた人
一橋大卒 歴史学専攻
Rekisiru編集部、京藤 一葉(きょうとういちよう)。一橋大学にて大学院含め6年間歴史学を研究。専攻は世界史の近代〜現代。卒業後は出版業界に就職。世界史・日本史含め多岐に渡る編集業務に従事。その後、結婚を境に地方移住し、現在はWebメディアで編集者に従事。
19位:一晩で復活した砂浜
2017年、アイルランド西部のアキル島にて「一晩で砂浜が復活する」という不思議な出来事が起きました。この出来事が起こる前、アキル島にあるドゥーア海岸は、1984年の暴風雨で砂浜が消失していました。
しかし、30年後に起きた嵐によって、失われた砂浜が復活。砂の量は数千トンに及びました。
アイルランドでは嵐が起こりやすく、2022年には一週間に3回も嵐が到来したとの報告があります。そういったアイルランド特有の気候から、一瞬で砂浜が消滅や復活する現象が起きたと考えられます。
18位:幻日
幻日は、光の屈折によって太陽と同じ高さにうっすらと光が浮かび上がる大気光学現象です。原理は、大気中に浮かぶ六角形で柱状の氷晶に太陽光が入射。プリズムの役割を果たした氷晶が、光の屈折をすることで幻日が起こる仕組みとなっています。
しかし、光の屈折だけでは幻日は起こりません。太陽や氷晶の高度が、絶妙な位置に重なるといった複数の条件があります。このような厳しい条件だからこそ見られたら、きっと自慢できること間違いなしです。
17位:ハブーブ
ハブーブは、乾燥地帯で砂嵐が起こる気象現象です。「強い風」や「現象」を意味するアラビア語『هبوب』が語源。ハブーブが起こる主な地域はサハラ砂漠やアラビア半島、イラクです。
この現象は、ダウンバーストと呼ばれる突風によって発生します。それが土砂を巻き込むことで、引き起こされるのがハブーブの原理。時速は最大50km、高さは数kmがハブーブの特徴となっています。中には雷雨を伴うハブーブもあり、その際には内部の土砂が水を含んだ泥の雨となります。
ものすごい速度で土砂が襲ってくるので、ハブーブは人体に影響を与えかねません。そのため、ひどい時ではシェルターに逃げるといった対策がなされています。
16位:空から降ってきた大量の鳥の死骸
2011年を境に、南米を中心に空から降ってきた大量の鳥の死骸が降ってきました。この不思議な出来事は、アメリカやメキシコ、スペインといった多くの国で起こりました。また、死亡した鳥はムクドリで、多いところで約5000羽の死骸が目撃されています。
この出来事の特徴として、ムクドリに外傷がないことです。そのため、電線に接触か外敵から逃れるために急降下しすぎたことが主な原因として挙げられています。
しかし、これらはあくまで仮説であり、根拠となる原因は未だに解明していません。
謎が多い人間もこんなことで死んでしまうかも
すごい謎!