5位:スポッテッド湖
スポッテッド湖は、湖が干上がる6月から9月の頃に湖の底にある365個の穴が現れることが特徴の湖です。加えて、その穴は場所によって色が違うので、カラフルな光景を見せてくれることが特徴。そんなスポッテッド湖は、カナダのブリティッシュコロンビア州にあります。
このような不思議な現象の正体は、スポッテッド湖の水質にあります。この湖には、カルシウムやナトリウムといった数種類のミネラルが含まれています。
そのため、湖が干上がると残ったミネラルは結晶化。種類の違うミネラルによって、色の違う穴が出来上がるのです。
4位:打ち上げられた20トンの魚が消失
2012年1月、ノルウェー北部ノールライサ海岸で「打ち上げられた20トンの魚が消失」する不思議な出来事が起こりました。この出来事が起こる前、ノールライサ海岸には2011年末に海岸を埋め尽くすほどのニシンの死骸が打ち上げられていました。
打ち上げられた原因は、嵐や天敵に追われて海岸に近づきすぎてしまったのではないかと言われています。その後、不思議なことに打ち上げられたニシンの死骸が突如として消えていました。
この出来事の原因は未だに不明なままです。また、この地域も19位で紹介したアイルランド同様に嵐が起こりやすく、ニシンの死骸が消えたのも嵐ではないかと考えられます。
3位:マラカイボの灯台
マラカイボの灯台は、ベネズエラのマラカイボ湖にあるカタトゥンボ川の河口周辺で見られる気象現象です。そのため、別名カタトゥンボの雷とも呼ばれています。
また、マラカイボの灯台が落とす雷の数は、1時間に約280発。そのような背景から、マラカイボの灯台は世界一の落雷数のギネス記録を所持しています。
大航海時代はこの雷が方向を示す目印として使用されました。そこから転じてマラカイボの灯台とも呼ばれました。
この現象の原因は、河口周辺の沼から発生するメタンガスです。しかし、落雷の際に音が生じないことに関しては、原因はわかっていません。
2位:ブルーファイア
ブルーファイアは、インドネシアのイジェン火山で見られる自然現象です。イジェン火山では、夜になると火山の炎が青くなるため、そのような名前で名づけられました。
炎が青くなる原因は、濃度の高い硫黄です。火山ガスに含まれている硫黄成分が、燃える時に青い輝きを放ちます。その炎が溶岩として山を下っていく様子は幻想的と言っても過言ではありません。
現地では、イジェン火山を神が住む場所として信仰の対象にしているそうです。
1位:アポカリプティックサウンド
アポカリプティックサウンドは、空から低い金属音が鳴り響いてくる不思議な現象を指します。2011年にアメリカで聞こえたことをきっかけに、ウクライナやカナダ、日本でも聞こえたという報告が上がっています。
アポカリプティックサウンドの由来は、ヨハネの黙示録。ヨハネの黙示録によると、世界の終焉を天使がラッパを鳴らして知らせ、その音が7回鳴ると世界の終焉がもたらされる伝承からなぞらえています。
そのため、終末の音とも呼ばれています。また、アポカリプティックサウンドの音に関する動画がありましたので、紹介します。「ボォーン」と聞こえ続ける音がアポカリプティックサウンドと言われています。
アポカリプティックサウンドの原因は、地底が起こす亀裂の音や大気中の電磁波と言われています。しかし、断定できる原因はわかっていません。オカルト要素が強いので、UFOが襲ってきた音との見解もあります。
世界の不思議な出来事や現象に関するまとめ
今回は、日本と世界の不思議な出来事と現象をランキング形式で紹介しました。
日本だけでなく海外には不思議と言ってしまうほどの現象に溢れていることがわかります。仮にそのような現象のメカニズムがわかっていたとしても、自然が起こすパワーに人が敵わないと感じざるを得ません。
しかし、自然が巻き起こす現象の中には、見る者を魅了する幻想的な光景や現象が起こることもあります。そのようなことから自然は時に厳しく時に優しい存在であることがわかりますね。
この記事を通して、世界の不思議な出来事や現象に興味や関心を持っていただけたら幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
謎が多い人間もこんなことで死んでしまうかも
すごい謎!