考察③:ヤクザによる暗殺
ブルースリーの死亡当時、ヤクザに殺害されたのではないかとの噂が立っていました。ブルースリーのアシスタントだったハーセンは、脳浮腫の死因に疑問を持ち、独自に死因調査を実行。そして、アメリカの人体学者に調査を依頼しました。
調査の結果、ブルースリーが使用していた日本企業製の電気刺激による筋肉鍛錬装置が、人体に影響を与えることが判明しました。そのため、筋肉鍛錬装置がブルースリーの直接の死因となった説が浮上しました。さらに、筋肉鍛錬装置を作成した日本企業のバックにはヤクザがいたといわれています。
ハーセンはブルースリーの自宅に筋肉鍛錬装置があることに気が付きましたが、ありませんでした。また、人体学者は調査を中断した上で行方不明となる事態も起こりました。これには、真相を知られることを恐れたヤクザが人体学者をさらったといわれています。
考察④:中国武術家による暗殺
ブルースリーは、国籍問わず学びたい人に積極的に中国武術を教えていました。それをよく思わなかった古参の中国武術家たちは、ブルースリーに何度か忠告をしました。
しかし、ブルースリーは忠告を無視。ついに、中国武術家たちはブルースリーの暗殺を中国マフィアに依頼した暗殺説が噂されました。
ブルースリーの死因にまつわる5つの都市伝説
ブルースリーの死因には憶測や考察だけでなく、さまざまな都市伝説も噂されました。ここでは、ブルースリーの死因にまつわる下記5つの都市伝説を紹介します。
- 都市伝説①:香港の芸能人が死因を知っていた?
- 都市伝説②:売春婦に殺害された?
- 都市伝説③:ベティ・ティン・ペイによる暗殺
- 都市伝説④:ブルースリーの家系は霊に苦しめられていた?
- 都市伝説⑤:20年後に息子も事故死でこの世を去る
都市伝説①:香港の芸能人が死因を知っていた?
ブルースリーの死因に関して、「香港の芸能人なら誰でも知っているが命が惜しいから言わない」とテレビで言った人物がいました。その人物はアグネス・チャンです。
アグネス・チャンは、映画共演を控えていたこともあり、ブルースリーと繋がりがありました。そんなアグネス・チャンがインタビューで答えた発言で、香港の芸能界が裏社会と関係を持っていることが示唆され始めます。実際に当時は、芸能人が売れてくると金目的でマフィアから命を狙われる噂が後を絶ちませんでした。
そのため、ブルースリーも何らかの事情でマフィアに命を狙われたことを、アグネス・チャンは知っていたのかもしれません。
都市伝説②:売春婦に殺害された?
ブルースリーの死因の中には、売春婦に殺害された説もあります。これは、売春婦に盛られた媚薬によって暴走したブルースリーを、売春婦が正当防衛で殺害したというものです。
しかし、ブルースリーが亡くなった現場は愛人のベティ・ティン・ペイの部屋。そのような背景から、ブルースリーが売春婦に殺害されたことはありえません。
都市伝説③:ベティ・ティン・ペイによる暗殺
ブルースリーが死亡する要因となってしまったのは、ベティ・ティン・ペイが処方されていた鎮痛剤。この事実に尾ひれが付けられ、ベティ・ティン・ペイがブルースリーを鎮痛剤によって暗殺したのではないかとの噂が流れました。
ついには、秘密組織に所属していたベティ・ティン・ペイがブルースリーの殺害を命令されたので、暗殺したとの憶測も出てきました。しかし、そのような根拠は一切ないので、ベティ・ティン・ペイの暗殺ではないとされています。