公安を題材にしたおすすめ作品
ここからは次のトピック別に、公安を題材にしたおすすめ作品を紹介します。
- 書籍・本・漫画
- ドラマ
- 映画
書籍・本・漫画
警視庁公安部外事課
外事課の職務内容を経験談から解説した一冊です。
国内で暗躍する外国人によるスパイ活動や犯罪行為。公安職員は変装や盗聴、時には別件逮捕など、さまざまな方法でそれらを炙り出します。本書を読めば公安の実態がより鮮明にわかる事でしょう。
警視庁公安J
公安を舞台にした警察小説。完璧なる主人公・小日向純也は愛する人を何者かに殺害され、その真相を探る為に奔走します。誰も予想できない結末に話題になった作品です。
第3回徳間文庫大賞を受賞した作品であり、続編も刊行されているので、気になる人は読んでみる事をおすすめします。
日本インテリジェンス史-旧日本軍から公安、内調、ＮＳＣまで
警察や公安がどのような過程で生まれたのか。本書はそんな疑問を解決する一冊です。
戦後の混乱の中、日本は国内外の脅威に対応する為、警察組織を構築していきました。本書を読めば先人達の苦悩や、今の日本が彼らのお陰で成り立っている事がわかります。
ドラマ
CRISIS 公安機動捜査隊特捜班
警視庁公安部巡査部長・稲見 朗（小栗旬）を主人公にし、2017年に放送されたテレビドラマです。新興宗教やテロリスト、国家を揺るがす強大な敵や事件に立ち向かう公安達の苦悩を描いています。
本作はプチエンジェル事件など、実際の事件をテーマにした内容も多く、派手なアクションに脚本の完成度の高さなど、高い評価を得た作品でした。
SPEC 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿
2010年に戸田恵梨香と加瀬亮を主人公にして放送されたテレビドラマです。SPECとは、超能力などを駆使する特殊な事件を解決する為、警視庁公安部が設立した未詳事件特別対策係の事です。
本作は何度もSPドラマや映画化もされており、未だに根強い人気を誇る作品の一つです。
MOZU Season1 百舌の叫ぶ夜
2014年に西島秀俊を主人公にして放送されたテレビドラマです。
主人公の倉木尚武は、愛する妻をテロで亡くし、その真相を解明する為、捜査に奔走します。彼は警視庁公安部特務第一課捜査官で公安のエースと呼ばれた存在でした。
本作は相坂剛の小説・百舌の叫ぶ夜と幻の翼を原作としています。ドラマを楽しむ事ができたなら、こちらの小説を読む事もお薦めします。
映画
外事警察 その男に騙されるな
外事警察は、公安警察の外事課とテロリストとの壮絶な情報戦争を描いた作品です。
主人公・住本健司（渡部篤郎）は、警視庁公安部外事第4課作業班長を務めており、テロリストを逮捕する為なら冷徹な手段すら厭わず、「公安の魔物」と恐れられています。
外事警察はドラマ化もされていますが、Yahooのドラマレビューの点数は脅威の4.94点（5点満点）。数ある警察系のドラマの中でも、特に高い評価を得ている作品です。
劇場版名探偵コナン ゼロの執行人
名探偵コナンには数多くの警察が登場しますが、その中でも公安警察所属の安室透は特に人気があります。
本作は安室透をメインキャラクターに添えた作品であり、興行収入は91.8億円。コナン映画の中では最高額を叩き出しました。
公安と警察の違いに関するまとめ
今回は、公安と警察の違いをそれぞれの仕事内容も交えて解説しました。
公安も警察の一員ですが、その業務内容は他の部門と一線を画しています。秘匿性が高いのは、それだけ彼らが危険かつ複雑な勤務に従事しているからです。
今回の記事を通じて、公安と他の警察官の業務内容について知ると共に、公安の役割について興味をもっていただけたら幸いです。
