怒るのは患者さんのためを思っているから
大前提として眼科の先生は、患者さんのことを思って叱っていることを心に留めておきましょう。コンタクトを規定通りに使用しないと、以下の病気にかかる危険があるのです。
- 角膜上皮障害
- アカントアメーバー角膜炎
- 巨大乳頭結膜炎
- 緑膿菌角膜潰瘍
コンタクトの使用方法を間違ったために「角膜上皮障害」になってしまい、角膜が傷むといった症状が起こりがちです。この場合は目がコロコロしてしまったりと、不快感が続きます。また「アカントアメーバ角膜炎」は、アカントアメーバーが目に入り込んでしまい、炎症を起こしてしまう病気です。非常に治りにくく障害も残りやすいという恐ろしい病気といえます。
その他「巨大乳頭結膜炎」はアレルギー症状で瞼の裏が炎症し、乳頭というぶつぶつができてしまう病気もあり、これはコンタクトの汚れからアレルギーを起こす症状です。「緑膿菌角膜潰瘍」は細菌やカビが角膜に入り込み、角膜が白くなってしまいます。こちらも酷くなると治っても白い濁りが残ってしまい、視力も低下するという後遺症が残ってしまうケースもあるそうです。
コンタクトを間違った方法で使用していた場合、ドライアイや眼精疲労以外にも重篤な病気の可能性が潜んでいます。先生のアドバイスをしっかりと聞いて、目を日ごろからケアしておきたいものです。
医療従事者としての意見ですがコンタクトレンズは正しく使用していますか?使用期限を守らなかったりしっかり洗浄をしていなかったりしていたら緑膿菌角膜潰瘍などになり失明に繋がります。調子が悪い場合はコンタクトの使用をお控えください。
— かーげ (@kagemune0824) February 29, 2020
コンタクトで眼科に怒られたに関するまとめ
いかがでしたでしょうか?眼科で怒られた経験は筆者もありますが、コンタクトの使用間違いで起こる病気の写真を見てみると、これからは真面目にしようと恐ろしくなる病気ばかりでした。怒られるのが嫌だという声も多くありますが、重大な目の病気にならないためのものなので、きちんと通院したほうが良いと改めて感じています。この記事を読んで、眼科に行こうと思った方がいましたら嬉しく思います。最後までお読みいただきありがとうございました。