薬をやってる女の末路
なかには、薬をやり続けるとどうなるのか気になる人もいますよね。
そこで、ここからは薬をやっている女性の末路を5つにまとめて紹介します。
- 破壊された脳は元に戻らない
- 胎児にも影響が出る
- 美しさも戻らない
- 再び薬物に手を出す事も
- 命を落とす事もある
その後①:破壊された脳は元に戻らない
薬は脳の中枢神経系に大きなダメージを与え、一度でも使うと脳が破壊されます。使用回数や薬の種類が増える程、その傾向は顕著です。具体的な症状として、幻覚妄想の持続や不安感や記憶障害、依存症などが挙げられます。
ちなみに脳障害は後遺症のごく一部。手足の痺れや麻痺、腎機能の低下や視力低下、慢性的な気管支炎、運動機能の低下などの症状もあります。後遺症が残れば、以前と同じ生活に戻る事は不可能です。
また薬の種類は数あれど、最も依存性の強いのはヘロインです。離脱症状は「地獄そのもの以外の何でもない」とされ、数ヶ月にわたり様々な症状が続きます。この症状は完全に消えないケースもあり、脳に与える影響も甚大です。
その後②:胎児にも影響が出る
妊娠期間中に薬物を使用した場合、胎児が薬物中毒になり生まれるケースがあります。アメリカでは、コカインに晒されて誕生した赤ちゃんが年間で何万人も生まれており、「コカインベイビー」と呼ばれています。
仮に中毒症状がなくとも、赤ちゃんの多くは未熟児です。更に成長阻害や脳や神経系の生涯など、様々な問題を抱えて生まれます。生後1ヶ月で亡くなるケースは通常の新生児の約20倍。その後も生きる事ができても、子供は生涯苦しめられます。
薬を断ち切っても月経異常や精子の異常など、生殖機能に後遺症が残るケースもあります。前述した高部あいは、薬をやってた頃に妊娠し、その後も結婚相手との間に赤ちゃんが産まれました。子供たちにこれらの症状が出なかった事を願うばかりです。
その後③:美しさも戻らない
薬の売人は「ダイエットに効果的」などと美容に効果があるかのように若い女性に近づきます。ただ薬は確実に身体を蝕み、肌の張りや若さを奪います。歯もボロボロになり、皮膚の色も黒くなるのです。
ネット上では、覚醒剤の使用前後の顔の違いを示した画像も多数出回っています。その落差に驚愕する人も少なくありません。この写真をみれば、薬を使用する抑止力になるでしょう。
その一方で薬漬け直後の写真と、薬を断ち切った後の写真を比べる「逆ビフォー・アフター写真」も存在します。薬を断ち切るという断固たる決意があるなら、目つきや顔の表情、肌のツヤも少しは改善できるかもしれません。
その後④:再び薬物に手を出す事も
仮に薬を断ち切っても、再び薬に手を出すケースも少なくありません。厚労省によれば、覚醒剤事件の再犯率は64.8%。50歳以上に至っては83.1%にのぼるとされ、誘惑を断ち切る事が極めて困難な事を物語っています。
薬物で逮捕された芸能人の中には、再犯で再び逮捕されるケースも少なくありません。前述した小向美奈子を筆頭に、岡崎聡子など、3回以上逮捕されたケースも多々あります。
彼女達も治療後は仕事に復帰し、薬を断ち切っていた筈です。それでも誘惑に抗えず、再び薬に手を出してしまう。薬の恐ろしさがよくわかりますね。
その後⑤:命を落とす事もある
身体を蝕む薬物ですが、命を落とす事もあります。アメリカでは2021年の薬物中毒者が10万人を突破し、過去最悪の数字となりました。国内でも薬物中毒による死亡例は多く、2021年には向精神薬を大量に飲んだ女子高生が中毒死し、薬の売人が逮捕されています。
2009年には歌手で俳優の押尾学が、六本木のマンションでホステスとMDMAを服用。ホステスは死亡し、押尾学は麻薬取締法違反と保護責任者遺棄致死罪で逮捕されました。同時期に酒井法子も逮捕されており、大きな話題となりました。
薬物には人を惹きつける魅力がありますが、一時の快感が全てを壊します。今も同じような事故や事件は後を絶ちません。
まとめ
今回は、薬物をやっている女性の特徴を11つにまとめて紹介しました。
薬物も種類はあれど、心身に与える影響は甚大です。美しさも若さも、薬物は全てを奪います。今回の記事を通じ、薬物中毒の特徴やその末路について興味を持っていただけたら幸いです。