市橋達也と同様に整形・疑惑のある凶悪犯
ここからは、市橋達也と同様に整形して逃亡した凶悪犯、もしくは整形疑惑のある凶悪犯を3名紹介します。
- 福田和子:松山ホステス殺害事件
- 木嶋佳苗:首都圏連続不審死事件
- 菊地直子:オウム真理教信者
福田和子:松山ホステス殺害事件
福田和子は、1982年に起きた松山ホステス殺害事件の犯人です。彼女は幾度となく偽名を使い、整形で別人になりすまし、全国を転々とします。後に整形をしている事が発覚した際には「7つの顔を持つ女」と称されました。
愛媛県警が懸賞金をかけた捜査を行い、結果的に福田和子は時効の21日前の1997年に逮捕されます。2003年に無期懲役の判決が下るものの、2005年にくも膜下出血で亡くなりました。
木嶋佳苗:首都圏連続不審死事件
木嶋佳苗は、2007年から2009年にかけて発生した首都圏連続不審死事件の犯人です。彼女は婚活を利用し、資産家の男性を一酸化炭素中毒などで殺害します。起訴人数は3人ですが、更に6人の殺害疑惑があります。
木嶋佳苗は、見た目からは想像できない程に異性かや人気があります。一応、34歳の頃に二重顎をすっきりさせたと報道されており、整形をしたとされています。
ただ彼女にとって整形は大した意味はありません。自らを「私は名器」と称するなど、ベッドテクニックがモテる秘訣だったようです。
菊地直子:オウム真理教信者
菊地直子は、オウム真理教事件の警察庁特別指名手配被疑者だった人物です。彼女は上九一色村からアジトまで、爆弾の材料を運んだとして『走る爆弾娘』の異名をつけられます。1995年から各地を潜伏し、2012年に逮捕されました。
菊地直子は、12年間のうちに容姿があまりにも変化したため、一部で整形疑惑が囁かれました。ただ彼女が整形をしたという確証はなく、逃亡による日々の疲れが人相を変えてしまった可能性が濃厚です。
なお、彼女は爆弾の材料を運んでいたという自覚はありませんでした。また一連の事件に関与した確たる証拠もないため、2017年に無罪判決が確定。そのため、凶悪犯という記述は相応しくはありませんが、判決に疑問を持つ人は多くいます。
市橋達也にまつわる関連作品
最後に市橋達也にまつわる関連作品を解説します。これらの作品を読む、観ることで、市橋達也や家族についても詳しく知る事ができますよ。
逮捕されるまで 空白の2年7カ月の記録
市橋達也が拘置所で執筆した懺悔の手記です。市橋達也が逃走したルートが詳しくわかります。本書は飛ぶように売れ、1100万円の印税が入りました。
市橋達也は、印税をリンゼイさんの遺族に渡す意向を示すものの、遺族に拒否されています。
I am ICHIHASHI 逮捕されるまで
市橋達也が逮捕されるまでの過程を映画にした問題作。原作は市橋達也の手記です。監督と主演、更に主題歌をディーン・フジオカが手掛けています。
犯罪者を主人公にした点から、批判されることもありましたが、ディーン・フジオカが有名になる契機になった作品です。
記者逮捕、市橋容疑者送検の行徳警察署が騒然
市橋達也が逮捕された時の動画です。市橋達也のインパクトもさることながら、取材で迷惑をかけるマスコミの醜態も目に余ります。マスコミは市橋達也の姉や親にも無神経に取材をしていたのかもしれません。
まとめ
今回は市橋達也の姉について解説しました。市橋達也の姉は医者となり、結婚していたものの、市橋達也が事件を起こしたことで人生が暗転しました。現在の消息は不明ですが、医者を辞めて離婚し、両親の実家でひっそりと暮らしています。
姉は何も悪くないのに、弟のせいで全てが壊れてしまいます。犯罪は被害者だけでなく、自らの家族にも大きな影響を与えるもの。姉が平穏な生活を再び手に入れていることを望むばかりです。今回の記事を通じ、市橋達也の姉や両親について興味を持っていただけたら幸いです。