【悲報】​突然の事故で命を落とした13人のアスリート

9位:辻昌建(プロボクサー)

ミニマム級選手として名を馳せた辻昌建
出典: 武士道ボクシングⅣ

辻昌建は、ミニマム級の階級で頭角を現していたプロボクサー。彼は、2009年3月21日に行われたチャンピオンカーニバル・日本ミニマム級王座決定戦で亡くなっています。激しい打ち合いを経てKO負けとなり、急性硬膜下血腫を発症。3日後に意識不明のまま亡くなりました。

また今回の戦いで、辻昌建も戦った金光佑治も硬膜下血腫の判定が下りました。彼は命を取り留めましたが、現役は引退します。後にボートレーサーに転向し、現在はリラクゼーションサロンを経営中です。

同じく金光祐治も引退を余儀なくされる
出典:MUTO BOXING GYM

激しい戦いになったとはいえ、選手2人が硬膜下血腫になるのは異例の事。レフェリーを筆頭としたリスク管理が問われる事となり、コミッショナーが話し合われる契機となりました。

8位:坂谷 真史(競艇)

GI全日本王者決定戦で頭角を現した坂谷真史
出典:KYOTEI SUMMIT

坂谷真史は、GI全日本王者決定戦で3位になるなど、若くして将来を期待された競艇選手。彼は、2007年2月26日に住之江競艇で行われたレースで、事故死しました。原因は脳幹裂傷と頭蓋骨骨折。26歳の若さでした。

坂谷真史の妻・佐々木裕美も競艇選手であり、2人の間には息子がいました。佐々木裕美はシングルマザーとして再スタートを切り、10月には夫が亡くなった住之江競艇で復帰し、見事に勝利を飾っています。

妻の佐々木裕美は夫の意思を受け継いでいる
出典: 競艇口コミ情報

彼女は夫の事故の瞬間を見ていません。ただ夫が事故にあった場所であり、少なからずトラウマは抱えていたはず。それでもレースに復帰するという事から、彼女の精神力の高さが伺えます。坂谷真史の志は妻に受け継がれたのですね。

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