【やさしく解説】アンディウォーフォルの作品・代表作10選!創作背景も解説

ジョンレノン

ジョンレノン

「ジョンレノン」 の概要

制作年1986年
寸法不明
展示場所不明
時代様式ポップアート、近代美術
種類や技法シルクスクリーン

「ジョンレノン」 の創作背景・解説

ジョンレノンの逝去後に作られた作品です。アルバム「melon avenue」のカバージャケットに使用されました。アンディウォーホルは1987年2月に亡くなっていますので、このジョンレノンの絵は晩年の代表作品と言えるでしょう。

実はジョンレノンとアンディウォーホルは1970年頃から親交があり、アルバム「imagine」のカバージャケットの写真をウォーホルが取ることになっていたそうです。結局、ジャケットに使用されたのはオノ・ヨーコが撮ったポラロイド写真だったそうですが、ツーショット写真も多く残っており、二人の親交が深かったことが伺えます。

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毛沢東

毛沢東

「毛沢東」 の概要

制作年1973年
寸法不明
展示場所シカゴ美術研究所
時代様式ポップアート、近代美術
種類や技法シルクスクリーン・カンヴァス

「毛沢東」 の創作背景・解説

アンディウォーホルが毛沢東の製作をしたきっかけは、アメリカ大統領のリチャードニクソンが中国に訪問したことで、これは冷戦の開始の合図ともなる重要な出来事です。ウォーホルが中国の全体主義によるプロパガンダ美術に不快感を表しているとされています。

こちらの作品は天安門広場に掲げられている毛沢東の肖像画を元にシルクスクリーンで製作したもので、文化大革命後の中国を表しています。本来の地味な色使いと対照的に派手な色合いで装飾されており、落書き芸術へのオマージュであるとされています。

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自画像

自画像

「自画像」 の概要

製作年1979年-1986年
寸法様々
展示場所ポールゲッティ美術館など
時代様式ポップアート、近代美術
種類や技法シルクスクリーン・カンヴァス

「自画像」 の創作背景・解説

アンディウォーホルは自身の顔写真もシルクスクリーンでポップアートへと変貌させています。
自画像は約8年に渡って数種類の作品が残されていますが、もっとも最初の作品はオークションで2017年に約9億円、6枚組の自画像は2014年に約31億円で落札されています。

ウォーホル自身は白銀の髪の毛がトレードマークでしたが、これらの作品群では赤や黄色などウォーホルらしい奇抜な色で髪の毛が染め上げられています。

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アンディウォーホルの作品集

アンディ・ウォーホル全版画 第4版[増補改訂新版]

限定1500部で販売されているアンディウォーホルの作品集です。1997年発売の第3版から改訂し、更に充実した一冊となっています。1950年代のシルクスクリーンが始まる前の作品から初期の版画、未出版の版画に至るまで500点の作品が収録されています。

テート・モダンのキュレーターであるドナ・ディ・サルヴォのエッセイ「アンディウォーホルの版画づくりの起源」も収録されています。30cm×25cmの大型本なので見ごたえ抜群です。

アンディウォーホルの作品を購入できるサイト

アンディウォーフォルの作品は以下のサイトからも購入できるので、チェックしてみてください。

アンディウォーホルに関するまとめ

アンディウォーホルの作品は現実世界にはありえないような色彩で描かれており、強烈なインパクトとともに不思議な印象を与えてくれますよね。シルクスクリーンという技術の誕生当初は世間から批判を受けたウォーホルでしたが、現在では多くの人に愛されています。

今回はウォーホルの作品の一部を紹介させていただきましたが、まだまだ多くの作品がありますので、この記事を参考にさらにアンディウォーホルの魅力を知っていただき、彼の世界観に浸ってほしいと思います。

それでは、長時間をこの記事におつきあいいただき、誠にありがとうございました。

アンディウォーホルとはどんな人?生涯・年表まとめ【性格や作品、名言や死因についても紹介】

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