【年表付】レッドツェッペリンの歴史や功績、名曲、代表アルバムまとめ

レッド・ツェッペリンのアルバム一覧

1969年 – レッド・ツェッペリン

ジミー・ペイジがヤードバーズ時代から温めていたイメージを形にしたレッド・ツェッペリンのデビュー作。レコーディングはライブに近い形で行われ、ほぼ1回の演奏で録音されました。ビルボードチャートでは73週連続でチャートインし最高で10位を記録しました。

1969年 – レッド・ツェッペリンⅡ

ファースト・アルバムの成功を受け、忙しいスケジュールの合間を縫って製作された本作。ブルース色の強かった前作と比べてよりハードな路線で制作され、その後のツェッペリンのサウンドの指標となりました。

1970年 – レッド・ツェッペリンⅢ

前作・前々作のエレクトリックの路線から一変して、収録曲の半分以上がアコースティックなサウンドのアルバム。あまりに急な方向転換だったので、発売当時は賛否両論でした。のちにバンドの意図が理解されるようになり、多種多様な音楽性を示す重要作であると評価されるようになりました。

1971年 – レッド・ツェッペリンⅣ

レッド・ツェッペリンの作品の中で最も売れたアルバムで、アメリカだけで2300万枚以上を売り上げました。便宜上「レッド・ツェッペリンⅣ」と呼ばれていますが、アルバムのジャケットには何も記載されておらず正式な題名は決まっていません。

1973年 – 聖なる館

このアルバムを境にレッド・ツェッペリンの作品の方向性は変わります。ライブ感を大事にした今までの作品と比べると、スタジオで作り込まれたポップな仕上がりになっています。ジャマイカの音楽であるレゲエを取り入れたりと、試行錯誤が見て取れます。

1975年 – フィジカル・グラフィティ

ツェッペリン初の2枚組アルバム。スタジオでの作業でLP1枚半もの曲が出来上がってしまい、未発表だった曲と合わせて2枚組にしたのでした。ビルボードチャートには初登場3位を獲得し、翌週から6週間1位に輝きました。

1976年 – プレゼンス

全曲にわたってギター・ベース・ドラムで作られたシンプルなサウンド。初期のツェッペリンを思わせるような重量感のある演奏です。3週間という短いレコーディング期間で制作されたので、切迫感のあるアルバムに仕上がっています。

1976年 – 永遠の詩(狂熱のライブ)

ツェッペリンのコンサート映画「レッド・ツェッペリン狂熱のライブ」のサウンドトラック。1973年に行われたニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでのライブを収録したものです。ただし、映画の本編で使用された楽曲とは多少異なっています。

1979年 – イン・スルー・ジ・アウト・ドア

1980年にジョン・ボーナムが事故によりこの世を去ったため、最後になったオリジナルアルバムです。この作品ではジョン・ポ・ル・ジョーンズが活躍しており、7曲中6曲に作曲者として名を連ね全編に渡ってキーボードを演奏しています。

1982年 – 最終楽章(コーダ)

1980年に急逝したジョン・ボーナムに向けた追悼アルバム。オリジナル版では未発表曲を8曲収録しています。アルバム名であるコーダとはクラシック音楽の楽曲形式の終結部の事を指していて、バンド活動を締めくくるという意味で名付けられたものと思われます。

1997年 – BBCライブ

ツェッペリンがイギリスの放送局・BBC向けに収録したセッションライブの中から、選曲してまとめられたアルバム。シングルを発売しないツェッペリンにとって、ラジオで曲をかけてもらうことは難しかったため、バンドで番組に出演して演奏していました。

2003年 – 伝説のライブ

1972年のバンド全盛期に行われたロサンゼルスとカルフォルニアでのライブ音源が編集して収録されています。バンドのキャリア史上初めてビルボードのアルバム・チャート初登場1位を獲得しました。ジミー・ペイジも「バンドが最高の状態にあった時期のライブだ」と絶賛しています。

レッドツェッペリンの映画「レッド・ツェッペリン狂熱のライヴ」

1976年に公開されたコンサートやプライベートの模様描いたドキュメンタリー映画です。テレビ番組での演奏を拒否し続けていたツェッペリンの、ステージでのパフォーマンスを記録しておこうという試みが形になった作品。

1973年のアメリカツアーでのライブと、ツアー終了後にイギリスにもどったメンバーたちのプライベートを撮影しました。2003年にライブDVDの「レッド・ツェッペリンDVD」が発売されるまで、レッド・ツェッペリンのステージ模様を見ることが出来る唯一の公式映像でした。

レッド・ツェッペリンに関するまとめ

いかがでしたか?

偉大なハードロックバンドレッド・ツェッペリン。あまり長くはない活動期間の中で世界中を虜にし、現在でもその人気は衰えません。数々のミュージシャンと音楽業界に大きな影響を残しました。

ジョン・ボーナムの急逝により解散を余儀なくされましたが、息子のジェイソンを迎えて再結成したり現在も精力的に音楽活動を続けています。

数えきれない名盤と名曲を残したレッドツェッペリンを知らないのは非常にもったいないです。ハードロック好きとヘヴィメタル好きは必聴です!

1 2 3 4

コメントを残す