ニューウェーブとはどんな音楽?特徴や名盤、ファッションまで紹介

ニューウェーブの名盤

1978年ー「恋の平行線」ブロンディ

ブロンディの3作目のアルバムとなった作品で、ブロンディの最高傑作とも呼ばれています。このアルバムをきっかけにブロンディは人気バンドの仲間入りを果たしました。

ブロンディはアメリカのバンドですが当時は母国よりイギリスでの人気の方が高く、この「恋の平行線」がヒットしたのもイギリスが先でした。それを受けて逆輸入の形でアメリカでも人気が高まり、シングルカットされた「ハート・オブ・グラス」はチャートを駆け上がり第1位に輝きました。

1979年ー「白いレガッタ」ポリス

1979年に発売されたポリスの2作目のアルバムで、人気が高まりつつあったポリスが初めてチャートで1位を獲得したアルバムでもあります。

アルバムの1曲目に収録されていた「孤独のメッセージ」はシングルカットされ、チャートで1位に輝きました。ローリングストーン誌が選ぶ「オールタイム・グレイテスト・ギター・ソングス100」の65位にランクインし、グラミー賞最優秀ロック・インストゥルメンタル・パフォーマンスを受賞しました。

1983年ー「カラー・バイ・ナンバーズ」カルチャー・クラブ

代表曲である「カーマは気まぐれ」を含むカルチャー・クラブのもっとも勢いがあった頃のアルバムです。全英で第1位に全米で第2位に輝き、ローリングストーン誌の選ぶ「1980年代のベストアルバム100」で96位にランクインしています。

アルバムの音楽性としてはデキシーランド、ジャズ、ゴスペル、モータウンなど多岐にわたり一見して統一感が無いように見えますが、ヴォーカルであるボーイ・ジョージの歌により見事にまとめられています。

1983年ー「セブン・アンド・ザ・ラグド・タイガー」デュラン・デュラン

デュラン・デュランが発表した3作目のスタジオ・アルバムです。全英チャート第1位に輝き、ニューロマンティックを代表するアルバムでもあります。

1曲目に収録されている「ザ・リフレックス」はファンクバンド「シック」のナイル・ロジャースによるリミックスバージョンがのちにリリースされ、全英・全米のチャートで第1位に輝いています。

ニューウェーブに関するまとめ

ニューウェブについて紹介致しましたがいかがでしたか?

幅広い音楽性やファッション性を持つニューウェーブは、当時のトレンドの最先端を行くまさにポップ・ミュージックの「新しい波」でした。しかしポップさを追求しながらも、その高い音楽性で数々のヒット曲を量産し、ロックの歴史に確かな爪痕を残しました。

もしまだ未体験なら、ぜひニューウェーブのアーティストを聴いてみてください。きっとあなたの好きなサウンドに出合えるはずです!

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