種田山頭火の関連作品
おすすめ書籍・本・漫画
放哉と山頭火:死を生きる
エリートの街道から道を外れ、居住地を転々としながら俳句を制作していった放哉と自殺した母への想いを抱えながら放浪流転の旅を続け、その道中で俳句をしたためた山頭火。2人の生き方や作品を対象的に見ながら、人生の真実を読み解く書籍となっています。
種田山頭火:うしろすがたのしぐれてゆくか
生涯を放浪して過ごし、行乞記を記録していった山頭火の人生を振り返り、著者なりの解釈を加えて伝記風に仕上げた書籍となっています。1972年に山頭火の評伝で作家としてデビューした著者が長年の研究で知り得た山頭火の真の姿に迫っている作品です。
おすすめ作品集
山頭火俳句集
自由律俳句の代表的な俳人として知られる種田山頭火が生涯に発表した俳句の中から1000句を厳選し、収録しています。種田山頭火の詩や日記、随筆もあわせて掲載されています。山頭火の俳句がどのようなものか知りたい方にはオススメの一冊です。
山頭火随筆集
自由律俳句の俳人として知られる山頭火ですが、随筆作品も数多く世に送り出しているのです。この書籍は山頭火の随筆に絞って収録している書籍で、俳句よりも彼自身の考えがストレートに伝わってくるため、山頭火に興味を持った方はぜひ読んで見てください。
山頭火行乞記
山頭火が旅をしている中で記録した行乞記です。山口県吉敷郡の其中庵での日記もあわせて収めています。彼が旅をする中で感じたことや故郷への想い、旅先での人情などを赤裸々に吐露している作品が多く、どのような生活をしていたのかをうかがい知ることができます。
種田山頭火についてのまとめ
今回は種田山頭火についての記事をまとめました。
山頭火は世捨て人のような人生を送りながら、考えたこと・感じたことなどを俳句として記録し、その作品が、後年になって人々の心に響くようになるという文学史上でも稀な経歴の持ち主です。現在でも多くの研究がなされていますが、掘り下げるとさらに興味深いエピソードが出てくるのかもしれません。
この記事をきっかけに種田山頭火についてさらに興味を持っていただけると幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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