バラクオバマとはどんな人?生涯・年表まとめ【スピーチや功績、名言も紹介】

バラクオバマの名言

行動の大切さを説く名言が多い

Yes,We can

「私たちは、やればできる」

オバマ大統領が演説で繰り返し訴えた言葉です。直訳すると「はい、私たちはできます」ですが、演説の文脈から考えると「私たち(アメリカ)はやればできる」が正しいでしょう。

オバマ大統領は演説で、過去に不可能だと思われたことを可能にしてきた先人たちの偉業を、一つ一つ丁寧にあげました。先人たちと同じように、私たち(アメリカ)が直面している困難も乗り越えていける。「Yes,We can」私たちはやればできるのだ、と繰り返し訴えたのです。

私たちならより良い方向にアメリカを変えられると国民全員に強く訴えました。私たちも「やればできる」という言葉を胸にチャレンジしたいですね。

Change will not come if we wait for some other person or some other time. We are the ones we’ve been waiting for. We are the change that we seek.

「他の誰か、他の機会を頼りにしても「変革」は訪れない。「我々」こそ、我々が待ち望んでいたものだ。「我々」こそが、我々が捜し求めていた「変革」そのものなのだ」

「変化」という言葉はオバマ大統領が掲げるキーワードの一つです。世界のリーダーとして率先して変化を起こしていくという決意のみられる言葉ですね。現状を変えるためには、自ら行動する必要がある、行動することの大切さを教えられます。

The best way to not feel hopeless is to get up and do something. Don’t wait for good things to happen to you. If you go out and make some good things happen, you will fill the world with hope, you will fill yourself with hope.

「絶望を感じないようにする最善の方法は立ち上がって何かすることだ。何かいいことが起こるのを待っていてはいけないよ。外に出て何かいいことを起こすんだ、そうすれば世界を希望で満たすことができる。自分自身を希望で満たすことができるのさ」

辛い時にこそ、思い出したい言葉です。絶望的な状況にあると、ついつい思考もネガティブに偏りがちです。そんなときこそ、行動して自分にとって良いことをすると気持ちが晴れることもあります。辛い時こそ、行動しましょう。

You can’t let your failures define you. You have to let your failures teach you.

「失敗に君の在り方を決めさせてはいけない。失敗から学ばないといけない」

生きていると、失敗して落ち込むこともあると思います。しかし、失敗をしたからといって必ずしもあなたに価値がないわけではありません。むしろ、失敗から学ぶことによってより成長できます。

バラクオバマにまつわる逸話

逸話1「スポーツ好きで現在もバスケをプレイしている」

バスケのプレイを楽しむオバマ

オバマ大統領はスポーツ、それもバスケットボールが好きなことで有名です。

2021年現在もプレイを続けており、2008年には40代後半とは思えないほど腹筋が鍛えられていることで話題になりました。プレイするだけでなく、試合の観戦も好きで地元シカゴを本拠地にしている北米4大プロスポーツリーグのチームはすべて応援しているそうです。

他にもサッカーやゴルフのプレイもしており、スポーツへ高い関心を抱いていることがわかります。

逸話2「大の音楽ファンでiPodユーザー」

iPodのはさまざまなジャンルの曲が入っている

オバマ大統領は幼少の頃から大の音楽ファンで、iPodを愛用していることで有名です。

現在、彼のiPodにはロックやラップ、ポップミュージック、ジャズ、クラシックなど幅広いジャンルの音楽が入っています。オバマ大統領の音楽への興味がどれほど深いか、このラインナップだけでもわかりますね。

それが影響したのか、音楽産業や映画産業から熱烈な支持を受けていました。2009年1月18日には、オバマの大統領就任を記念したコンサートが開催されたほどです。

逸話3「アフリカで英雄視されている」

オバマは2015年にケニアとエチオピアを訪問。現職のアメリカ大統領の訪問は彼が初

オバマ大統領はアフリカの、特にケニアで英雄視されています。ケニアの大統領ムワイは「オバマの勝利はケニアにとっての勝利でもある」と言い、11月6日をケニアの祝日に定めました。他のアフリカの国でも「オバマ・デー」という祝日を設けたそうです。

他にもアメリカ初の黒人大統領が誕生したことを祝福する声が送られました。

「この勝利は、より良い世界を築きたいという夢を持たない人物は、この世界にいないことを示してくれた」という賛辞もあり、アフリカを訪れたさいにオバマ大統領は希望の象徴として歓迎を受けました。

それほど、オバマが大統領になったことはアフリカにとって大きなことだったようです。

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