テッドバンディってどんな人?映画のあらすじや連続殺人鬼の犯行、生い立ちについても解説

1962年 – 16歳「精神崩壊のはじまり」

若き日のテッドバンディ
出典:Wikipedia

幼い頃から胸の内で燻っていたテッドバンディの「狂気」は、このころに「精神崩壊」という形で表れます。

奥手な一方で、覗きや盗難癖が顕著になる

高校時代も比較的おとなしい性格のテッドバンディでしたが、ガールフレンドは幾人かいたようです。しかし奥手な彼は手を握ることすらできず、交際は清いものでした。

しかしその一方で、夜になると部屋を抜け出し、女性の部屋を覗いて自慰行為を行うなど、変質的な側面も持っていました。

さらに盗難癖もあり、リズとの交際時には盗難を責め立てられ、首を締めて脅すという凶暴なエピソードも残っています。彼は所有欲求が強く、高価なものを好んで盗んでいました。

自身の理想像が生まれる

テッドバンディは、自身のコンプレックスであった「私生児」という事実から逃避をはじめます。彼の理想は「裕福な育ちの人気者」というものでした。

そして現実と理想とする姿のギャップに苦しみ、目を背けるために精神崩壊が加速したのです。

1965年 – 19歳「ステファニーとの恋」

理想の女性、ステファニー

ステファニーとの恋は、テッドバンディがピュージェットサウンド大学からワシントン大学へ転学した頃にはじまりました。

彼女はテッドバンディの理想の女性

前述したとおり、彼には自身が描く「理想像」があり、ステファニーはその理想を全て持つ女性でした。裕福な家庭で育った聡明な女性、それでいて美しい。

テッドバンディはステファニーとの交際の中で、自身のコンプレックスの払拭を願ったのかもしれません。

失恋

順調に思えた2人の交際は、実際にはあまり長く続きませんでした。彼女を理想とするテッドバンディに対し、ステファニーは「成熟していない」と見限ったのです。

そして彼女は1人、故郷であるカリフォルニア州へと帰ってしまいまい、交際は終わってしまいました。テッドバンディの犯行が「失恋」を理由にはじまったとは言い切れませんが、彼の中にある恐ろしい凶暴性が動き出すきっかけになりました。

1974年 – 28歳「連続殺人のはじまり」

最初に殺されたリンダ・アン・ヒーリー
出典:ichipro

1974年1月、テッドバンディの「はじめての犯行」が行われました。被害にあったカレンは障害を負い、テッドバンディはその後も次々と女性を襲ったのです。

女性を強姦、殺害

被害者の多くが、テッドバンディに強姦され殺害されました。そして彼は、月に一回のペースで殺人を犯しました。同時期、被害者とされる女性が行方不明になった際には、「松葉杖を付きギブスをはめた男性」が目撃されています。

この特徴にある松葉杖やギブスは、後にテッドバンディの所持品から見つかっており、恋人であったリズも「紙袋に入った女性物の衣服を見たことがある」との証言もしています。

遺体を解体された女性も

テッドバンディは女性に対する所有欲が強く、殺害した女性は「自身のもの」として認識していました。彼は被害者を殺害した後に遺体を山に隠し、度々訪れては屍姦しました。

中には解体された女性も少なくなく、「切断した頭部をリズとの家の暖炉で燃やした」という恐ろしい事実も判明しています。

1989年 – 43歳「シリアルキラー、死刑が執行される」

全米を震わせた男の死
出典:Wikipedia

テッドバンディは死刑の執行が近づくと、自らの犯行を続々と告白しました。その代わりに、死刑執行の猶予を得ようとしたのです。

しかし1989年1月24日の午前7時16分、シリアルキラーであるテッドバンディは、電気椅子によって死刑が執行されました。

死刑執行の直前まで、新しい事実が判明していた

彼が死刑執行の直前に証言した話により、1人の女性の遺体が発見されました。身元不明のヒッチハイカーの女性は殺害後に切断され、川へ遺棄されていたのです。さらに16歳のナンシーは、強姦された後に絞殺されています。

この2つの事件は、テッドバンディの自白により明るみになった事件でした。ナンシーの遺体は発見に至らず、最後に殺害を供述したスーザンを含め、複数の女性の遺体は現在でも発見されていません。

テッドバンディの遺体の写真が新聞に掲載される

テッドバンディの死は、高い注目を浴びました。刑務所の前には野次馬が集まり、彼の死を喜ぶものが多くいました。中には花火を打ち上げる者や、悪趣味なTシャツをまとって踊る者もおり、その姿は「殺人鬼との対談-テッドバンディの場合-」に映像が残っています。

しかし、「本当にテッドバンディは死んだのか?」という不安な声も挙がりました。すると翌日、なんと新聞にテッドバンディの遺体の写真が掲載されたのです。

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