いくつ知ってた?有名な都市伝説21選【日本・海外・アニメ別に紹介】

アニメにまつわる都市伝説6選

①恐怖の最終回「サザエさん」

サザエさんの一家団らんは心を和ませる
出典:東京新聞

1969年頃からテレビ放送され日本人の多くに愛されている「サザエさん」。この明るくて朗らかなアニメ作品にも都市伝説が存在します。それはサザエさんの最終回にまつわるもの。

サザエさんの弟・カツオが商店街のくじ引きでハワイ旅行を当ててくることが発端です。サザエさん一家は全員でハワイへ行けることになります。しかし一家全員を乗せた飛行機は海の上で墜落してしまうことに。

海へ投げ出された一家はそれぞれの名前の魚類に変化し、そのまま生き延びることができた、というお話です。サザエさんはサザエ、カツオは鰹、タラちゃんは鱈などと違った形で助かったという都市伝説。

一回のお話で完結するのが特徴のサザエさん。最終回が訪れたらどんなものなのだろうか、という疑問から生じたちょっぴり悲しい都市伝説でした。

②死後の世界が描かれている?「となりのトトロ」

トトロと遊ぶサツキ・メイ
出典:スタジオジブリ

「となりのトトロ」は言わずと知れたジブリの代表作。トトロという大きくてふわふわの不思議な生物と、引越してきたばかりのサツキとメイの心の交流を描いたハートフルな作品です。

実は「となりのトトロ」は死後の世界を描いたものだという都市伝説がはびこっています。これは終盤、妹のメイが迷子になってしまい池からメイの靴らしきものが見つかった描写や、サツキとメイが木の上から母親を見下ろし、ふわっといなくなってしまうシーンなどから、そのような噂がささやかれたようです。

「サツキとメイの声が聞こえる」と呟くシーン
出典:空中庭園と幻の飛行船

確かにトトロそのものや「ねこバス」など、この世では考えられない生物の登場から「死後の世界ではないか?」と考えられてしまったかもしれません。しかし、宮崎駿はそれを否定しています。

現実的に考えたら不可思議なお話の「となりのトトロ」ですが、子供の頃は少なからずあのような不思議で優しい生物に遭遇している人は多いのではないでしょうか。まさに「子供のときにだけあなたに訪れる不思議な出会い」として楽しく鑑賞する方が良さそうです。

③舞台は遊郭?「千と千尋の神隠し」

千尋の成長に見る者はみんな感動する
出典:アニメ!アニメ!

日本国内の興行収入第一位を誇るジブリ作品「千と千尋の神隠し」。一人の少女が異世界と思しき湯屋へ入ってしまったことから精神的な成長を遂げる感動作品です。

この「千と千尋の神隠し」には「千尋が入り込んだ世界は遊郭なのではないか?」という都心伝説があります。確かに湯屋の見た目は朱色で格子のある江戸時代の遊郭のよう。疲れた神々をもてなす仕事は遊女のそれに似ている部分があります。

また現実世界と隔絶されていること、名前を奪われ「源氏名」で働く風習などからも、遊郭や大人の遊び場を彷彿させます。

遊郭を彷彿とさせる妖艶な建物
出典:アマゾン

監督の宮崎駿は「千と千尋の神隠し」について、

「今の世界として描くには何がいちばんふさわしいかと言えば、それは風俗産業だと思うんですよ。日本はすべて風俗産業みたいな社会になってるじゃないですか」

と述べています。

またプロデューサーである鈴木敏夫の「人とちゃんと挨拶ができないような女の子がキャバクラで働くことで、心を開く訓練になることがあるそうですよ」という言葉から宮崎駿はヒントを得、内向的な少女が様々な人間とかかわる「千と千尋の神隠し」を創作し始めた逸話もあります。

しかし、最後は本当に大切な存在を見つける感動的なシーンもあるので、湯屋での仕事だけがこの映画のメッセージではないでしょう。

④しんちゃんは死んでいる!?「クレヨンしんちゃん」

笑いと涙ありの家族アニメ「クレヨンしんちゃん」
出典:BiBi

少しお下品だけどどこか憎めないしんちゃんが主人公の「クレヨンしんちゃん」。家族のキャラクターも非常に目立ち、喜怒哀楽の詰まったコメディアニメです。

そんな「クレヨンしんちゃん」ですが、しんちゃんは実は死んでいるという都市伝説があります。

内容は、しんちゃんは5歳の時に交通事故で既に亡くなっており、しんちゃんを亡くしたショックから母のみさえが「しんのすけが生きていたら…」と妄想で物語を書き始めたのがはじまりだというものです。題名の「クレヨン」はしんちゃんの遺品であるクレヨンでみさえが妄想日記を書き始めたことからだとされています。

あの明るい雰囲気からは想像もつかない内容なので真偽は分かりません。嘘だといいなと願うばかりの都市伝説です。

⑤のび太は植物人間だった?「ドラえもん」

みんなの夢を叶えてくれるドラえもん
出典:www.pinterest.jp

国民的アニメ「ドラえもん」。これにもイメージには似つかない悲しい都市伝説があります。それは、「のび太は植物人間で夢の中でドラえもんに遭っている」というもの。

交通事故に遭ったのび太は命は助かったものの植物人間になってしまい、目覚めることのない長い夢の中でドラえもんに出会います。夢の中でドラえもんと経験する様々なストーリー部分がアニメになっている、という都市伝説です。最後、のび太は目覚め、ドラえもんとお別れするという設定もあるのだとか。

この都市伝説は1980年代に子供たちの間で流行し、出版元である小学館にまで問い合わせが殺到。しかし原作者の藤子・F・不二雄は「ドラえもんはこんな不幸な終わり方をしない」と明言。この都市伝説はガセであることが判明しました。

夢あふれるドラえもんの物語は、これからもずっと幸せなストーリーであって欲しいですよね。

⑥黒幕はジャムおじさん?「アンパンマン」

赤ちゃんにも大人気のアンパンマンにも都市伝説が存在
出典:www.pinterest

誰もが大好きな「アンパンマン」ですが、その黒幕がジャムおじさんであるという都市伝説が存在します。一体どういう話なのでしょうか。

それは「アンパンマンの敵・ばいきんまんを作ったのはジャムおじさんである」というお話です。ある日、パン工場で働いていたジャムおじさんはジャムパンを作りますが、それはカビてしまいます。

そこでジャムおじさんはカビたパン部分をばいきんまんに、ジャム部分をドキンちゃんにした、というのです。そのまま、ばいきんまんは悪者として成長してしまったため、結局ジャムおじさんは物語の黒幕だとされてしまったという都市伝説です。

しかし、これは嘘の話。ばいきんまんは「バイキン星から卵の状態でやって来たバイキン」だと設定されているので、ジャムおじさんは黒幕ではありません。

ちなみにですが、ジャムおじさんは人間ではなく妖精です。実はアンパンマン号や巨大メカも発明するすごい存在。あの姿からは想像がつかない力と技術を持っていることから「黒幕」と思われたのかもしれませんね。

都市伝説有名に関するまとめ

有名な都市伝説を日本・海外・アニメ作品別に紹介しました。

昔から都市伝説が好きな著者にとってリサーチするのも楽しかったのですが、知らない都市伝説や続編のある都市伝説もあり驚愕するばかりでした。

そしてどれも「本当なんじゃないか?」と思ってしまうような真実味を帯びている話であるため、スリルのあるドキドキ感を味わいました。きっとこのドキドキ感が都市伝説の魅力なのだと感じた執筆でした。

この記事を通して、都市伝説の不思議な魅力を発見していただけたら嬉しいです。

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