日本で起きたいじめ復讐殺人事件ランキングTOP20

過去、日本で起きてきた事件の中にはいじめを受けていた被害者が「復讐」を目的に殺人を起こす、そんな事件も存在します。

この記事では、「いじめに対する復讐を目的に起きた殺人事件」をランキング形式でまとめました。残酷な事件も存在しますので、閲覧は自己責任でお願いいたします。

本記事で紹介する殺人事件の補足事項
過去、日本で起きてきた「いじめに対する復讐を目的に起きた殺人事件」は膨大な数のため、特に悲惨な「学校関係で起きた復讐・殺人事件」を抜粋して紹介します。

この記事を書いた人

Webライター

吉本 大輝

Webライター、吉本大輝(よしもとだいき)。幕末の日本を描いた名作「風雲児たち」に夢中になり、日本史全般へ興味を持つ。日本史の研究歴は16年で、これまで80本以上の歴史にまつわる記事を執筆。現在は本業や育児の傍ら、週2冊のペースで歴史の本を読みつつ、歴史メディアのライターや歴史系YouTubeの構成者として活動中。

20位:佐賀同窓会殺害未遂事件-1991年

同窓会は犯人が復讐のために企画したものだった

1991年に、佐賀県の旅館で行われた殺害未遂事件です。犯人の赤司良治氏は、中学校時代に、「どぶ川の水を飲まされる」「女子の前でズボンを脱がされる」などのいじめを受けてました。

赤司は18歳の頃から復讐を考えており、中学卒業から12年を経て同窓会を計画します。彼は化学薬品会社の社員で、危険な薬物を入手する事ができる立場にあり、薬物で爆弾を製作。旅館のビールにヒ素を混入する等して、参加者全員の皆殺しを企てます。

しかし事件の2日前に、不審に思った犯人の母が息子の「殺人計画書」を発見して警察に通報。計画は未遂に終わるものの、家に駆けつけた3人の警察官が爆弾により負傷しています。赤司は殺人計画書で、

「いつか、私が死んで、そして、私を苦しめた愚鈍な奴等も道連れにしてやろうと考えていた。人生の最大の夢であった。そのためだけに私は生きてきた」

とクラスメートへの報復を生きがいにしていたと書き記しています。結果的に赤司は、懲役6年の判決が言い渡されたのです。

19位:福岡県小学生殺人未遂事件-2001年

犯人は公園の陰で被害者を複数回刺している

福岡県で小学6年生の男子が、同級生をナイフでめった刺しにした事件です。犯行時にはリュックに15センチ以上の刃物を忍ばせており、計画的な犯行でした。

当初犯人は「40代くらいの男性が自転車で逃げた」など嘘の供述をしていました。しかし肺まで達する傷を負いつつも、被害者が奇跡的に回復。「友達にやられた」と証言し、犯行が判明しています。

犯行の理由は「日頃暴力を振るわれていた」ことに対しての報復でした。事件当日も犯人の顎に青あざがついており、学校でも確認されていたそうです。しかし2人は普段仲が良く、特に問題があるとは思わなかったと学校側は判断していたといいます。

刺された少年は順調に回復し、学校の授業に参加出来るまでになりました。刺した少年は、施設を出た後は県外に引っ越しており、足取りは掴めていません。

18位:福岡県いじめ報復暴行事件-1995年

事件があった福岡市
出典:Wikipedia

福岡市の中学2年生の男子生徒の父が、加害者の生徒2人を監禁・暴行した事件です。男子生徒の父は2人の生徒を自宅に呼び出し、手足を縛り包丁を突きつけたり、包丁の峰で加害者生徒を殴ったりしています。

いじめられていた男子生徒は、暴行・恐喝など酷いいじめを受けており、「自殺する時は遺書を書くなよ」など暴言を言われていたそうです。父親は監禁・傷害の罪で逮捕され、罰金を命じられました。

また父親は取り調べの際に、「いじめをやめさせるための警告として行った」と証言。結局裁判では「事件は起訴猶予とするには悪質と判断したが、汲むべき事情があるので正式裁判は見送る」と判断され、傷害容疑の略式起訴となりました。

17位:給食農薬混入事件-1987年

驚くべきことに除草剤が給食に混ぜられていたという

愛媛の中学校で味噌汁に農薬が混入され、43名が入院した事件です。農薬が混入された味噌汁は緑がかった色をしていましたが、異臭はしませんでした。女子生徒達は呑む事を拒んだものの、男子生徒達はそれを呑み、翌日に体調を崩しました。

被害者の尿検査で、味噌汁に農薬が混入されていた事が判明します。調査の結果、このクラスの生徒にいじめられていた14歳の2人の女子生徒による犯行と明らかになります。この学校では、クラス対抗のいじめが蔓延し、教員も黙認していたのです。

女子生徒は「しばらく学校に来ないようにしたかった」と証言しており、殺害目的で犯行に及んだわけではありませんでした。殺意がなかった事、皆が軽症だった事から、女子生徒は不起訴となり、そのままその学校を卒業しています。
ちなみに女子生徒を虐めていたのは、男子生徒ではなく女子生徒が中心であり、ターゲット達は味噌汁を気味悪がって呑んでいません。いじめた人ではなく、無関係な人に被害が及んだことに恐ろしさを感じる事件です。

16位:三枝子ちゃん殺し-1955年

犯人は自転車で犯行に及んだ
出典:Wikipedia

1955年に、静岡県で起きた幼女強姦殺人事件です。当時17歳の無職の男性は、小学校時代に同級生からいじめをうけていました。そして同級生に復讐を果たす為、その妹を殺害する事を決めたのです。

農家の次女の8歳の三枝子ちゃんを自転車で誘拐。1日中連れ回した後に中学校で強姦し、翌日も再び強姦した後に荒縄で絞殺したのです。犯人は、三枝子ちゃんの遺体の口と鼻に砂利を詰めてから埋めており、これは三枝子ちゃんが生き返る事を恐れての事でした。

犯人が誘拐を決行した時点で、警察は捜査を開始しており、間もなく彼は逮捕されています。身勝手な犯行にもかかわらず、犯人の父親は「凶暴性はなくみなさんが心配するようなことはないと思う」と語っています。

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8 COMMENTS

匿名

学校は守ってはくれない。
では、学校に行くことが正しいことなのか?

社会もそう。
会社が守ってくれるわけではない。

世間体ばかりが気にされる世の中。
そこが変われば無理に皆、縛られずに生きられると
思う。

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