日本で起きたいじめ復讐殺人事件ランキングTOP20

15位:中学校送別会での殺人事件-1960年

卒業証書の例(事件とは関係なし)
出典:Wikipedia

1960年3月に、東京都品川区の中学校で行われた送別会で起きた事件です。送別会の最中、15歳の男子生徒が、隣のクラスの生徒にナイフで刺されて殺害されます。犯人は被害者に脅されていた経緯があり、送別会で被害者を殺害しようと計画していたのです。

犯人が中学生だった事もあり、事件や犯人のその後は詳しくは分かりません。ただ無関係な生徒にとっては、送別会が大きなトラウマになってしまった事は間違いないでしょう。

14位:長崎県同級生刺殺事件-1968年

学生が昼間に刺身包丁を買う時点で、店も不審に思うべきだった
出典:Wikipedia

1968年に、長崎県の私立高校で起きた事件です。当時高校1年生だった男子生徒は、犯人は授業前に3人グループから因縁をつけられ、殴る蹴るの暴行を受けました。

立腹した犯人はその場で復讐を決意。友人から金を借りて授業を抜け出して、刺身包丁を購入します。そのまま、授業中に3人グループの1人を廊下に呼び出し、有無を言わさずにナイフで刺して殺害したのです。

犯人は凶器を手にタクシーに乗り、そのまま警察に自首しています。犯人が3人グループから因縁を受けてから、殺害を実行するまで僅か1時間ほどの事でした。

13位:高校生首切り殺人事件-1969年

事件舞台となった高校
出典:Wikipedia

1969年に、神奈川県で起きた未成年殺人事件です。犯人は、カトリック系の中高一貫高校の高校1年生。いじめを理由に被害者を47か所めった刺しにし、とどめに首を切って殺害しています。

犯人は偽装のために自らも怪我をし、「日本刀を持ったおかしな人物に襲われた」など嘘の供述をしていましたが、後に逮捕されています。犯行動機は被害者のいじめが原因で、事件当日も辞書に毛虫がはさまれていたそうです。

怒った犯人はナイフを突きつけますが、被害者が「お前の顔は豚に似ている」など暴言を吐いたために殺害したと証言しています。ちなみにこのナイフは万引きしたもの。犯人が、相当追い詰められていた事が分かります。

12位:滋賀県中学生殺傷事件-1978年

野洲町にある三上山
出典:Wikipedia

1978年に、滋賀県野洲町の民家で起きた事件です。この民家で中学3年生の長男と、同級生6人が就寝していたところ、その中の2人が包丁や木刀で1人を襲撃。男子生徒は23カ所も刺されて死亡し、他に2人も重傷を負っています。

彼らが、なぜ6人で就寝していたのかは不明です。ただ犯人の2人は、彼らから暴行や万引きを強要されており、かねてから復讐を決意。凶器は万引きで用意していました。

ちなみに、犯人が一番恨んでいた相手は、トイレに立っていて寝る場所が入れ替わっており無事でした。犯人2人が少年院に送致されたのは当然ですが、被害者も万引きなどを繰り返していた経歴があり、書類送検となっています。

11位:岩手県高校生殺人事件-1978年

岩手県北上市
出典:岩手県北上市ホームページ

1978年に、岩手県北上市の県立高校の教室で起きた事件です。1年生の男子生徒が、2年生の男子生徒をナイフで刺殺。犯人は応援団を務める生徒でしたが、血の気が多かったようで、電車で通学中に喧嘩で他校の生徒を殴っています。

他校の生徒は、殺害された2年生の男子生徒と友人関係にありました。犯人は2年生の男子生徒から、暴行を受けるようになり、ナイフを持参し始めました。殺害に至ったのも、呼び出されて数人から殴る蹴るの暴行を受けた為です。

事件の発端は、犯人が他校の生徒に喧嘩を売った為であり、ある意味で因果応報とも言える復讐殺人事件でした。

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59 COMMENTS

匿名

いじめ加害者のペナルティがなさすぎるから被害者が復讐に走るんだよな

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