実話をもとにしたシリアルキラー映画ランキングTOP15

5位:モンスター(2003年/洋画)

『モンスター』とは、珍しい女性のシリアルキラーを描いた作品です。主人公の娼婦アイリーンは少女セルビーと出会い、恋人同士になります。2人で生活していくためにアイリーンは仕方なく娼婦を続けました。

しかし、誤って客を殺害してしまい歯車が狂い始めます。その後もアイリーンは、売春をするたびに殺人を犯し続けてしまうのでした。

モデルになった人物

アイリーン・ウォーノス
出典:Wikipedia

映画『モンスター』のモデルになった人物とは、女性のシリアルキラーであるアイリーン・ウォーノスです。1989年から1990年の1年間で7人の男性を殺害しました。

逮捕された当初は犯行を否定していたアイリーンですが、世界で最も信頼していた元恋人のティリアが検察側の証人となり裏切ったことで罪を認めます。2002年に死刑が執行され、この世を去りました。

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4位:冷たい熱帯魚(2010年/邦画)

『冷たい熱帯魚』とは、小規模な熱帯魚店を営む平凡な主人公が凶悪な連続殺人鬼に引き込まれていく様子を描いた作品です。最初は優しい雰囲気をした殺人鬼が、知らないうちに主人公を利用していく姿に震え上がります。

また、主人公が殺人鬼に心を呑まれてしまう様子は人間という生き物の暗い部分を如実に映し出しているようです。殺害や遺体の解体場面がかなりリアルなので、苦手な方はご注意ください。

モデルになった人物

犯人たちが経営していたペットショップ「アフリカケンネル」
出典:Wikipedia

映画『冷たい熱帯魚』のモデルになった人物は、埼玉県にて連続殺人を行った元ペットショップ経営者の夫婦です。詐欺商法による金銭トラブルから4人を殺害しています。

犯人夫婦は遺体をバラバラにして焼却するなど、計算高い犯行を繰り返していました。しかし、犯行を手伝っていた役員の供述によって夫婦を逮捕。両者とも死刑判決を言い渡されています。

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3位:屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年/洋画)

『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』とは、1970年代のドイツで娼婦を次々と殺していくシリアルキラーの姿を描いた作品です。主人公のフリッツ・ホンカは醜い外見から上手く人間関係を築けず、遂には娼婦たちを殺害するようになります。

遺体を解体する様子や女性への暴力などが多く描かれており、人によってはかなりの不快感を感じるでしょう。鑑賞する際には十分に注意してください。

モデルになった人物

フリッツ・ホンカ
出典:Murderpedia

映画『屋根裏の殺人鬼 フリッツ・ホンカ』のモデルになった人物とは、1970年代に実在したドイツのシリアルキラーであるフリッツ・ホンカです。湾曲した鼻や斜視など特徴的な容姿をしています。

ホンカは4人の娼婦を殺害し、遺体を解体して自宅のアパートに隠していました。しかし、アパートの火災によって遺体が発見され、逮捕されます。ホンカは15年の懲役と精神病院への入院を言い渡され、1998年にこの世を去りました。

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2位:IT/“それ”が見えたら、終わり(2017年/洋画)

『IT/“それ”が見えたら、終わり』とは、アメリカの田舎町で起きた少年の失踪事件をきっかけに、子供たちが不気味な存在「ペニー・ワイズ」と戦うホラー映画です。作中では、子供たちが自らが恐れるものと対峙する場面が多く描かれています。

火事や性的虐待など、ありとあらゆる手段で子供たちを追い込んでいくペニー・ワイズ。不気味なピエロの装いをした彼の笑顔はどの場面でも背筋が寒くなります。

モデルになった人物

ジョン・ウェイン・ゲイシー・ジュニア
出典:Wikipedia

『IT/“それ”が見えたら、終わり』のモデルになった人物とは、アメリカの連続殺人鬼ジョン・ゲイシーです。1972年から1978年にかけて合計33人を殺害しています。

ゲイシーは同性愛者だったため、犠牲者の多くは少年でした。彼は少年たちを強姦したのち殺害し、自宅の床下に埋めていたのです。1978年に逮捕され、死刑判決を受けて1994年に刑が執行されました。

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1位:テッド・バンディ(2019年/洋画)

『テッド・バンディ』とは、史上最強のシリアルキラーであるテッド・バンディの姿を描いた作品です。シングルマザーのリズと幸せに暮らしていたテッドが誘拐罪で逮捕されるところから物語は始まります。

刑務所からの脱獄や自らの弁護などを通じて、殺人鬼テッド・バンディの本当の人間性が徐々に現れていくところは必見です。また、テッドの残虐性だけでなく、リズに対する優しい面も描かれています。

モデルになった人物

セオドア・テッド・バンディ
出典:Wikiwand

映画『テッド・バンディ』のモデルになった人物とは、1970年代にアメリカを震撼させた連続殺人鬼テッド・バンディです。彼は1974年から1978年の4年間で30人以上の女性を殺害しています。

テッドは女性を強姦したのちに殺害し、遺棄した後も屍姦するという残虐非道かつ異常な嗜好の持ち主でした。逮捕後に一度脱走するも1978年に再逮捕され、死刑の判決を受けて1989年に刑が執行されています。

テッドバンディってどんな人?映画のあらすじや連続殺人鬼の犯行、生い立ちについても解説

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https://twitter.com/uuuukkkkko/status/1423898559695360000?s=20&t=zCh8kDypdfIceqZgrHhv4g

シリアルキラー映画実話に関するまとめ

今回は、実話をもとにしたおすすめのシリアルキラー映画をランキング形式で紹介しました。洋画から邦画まで様々な作品を解説しましたが、同じシリアルキラーといえどそれぞれ異なる人格を持っています。

モデルになった人物の背景を理解することで、より楽しくシリアルキラー映画を見ることができるでしょう。今回紹介した15作品の中から気になる作品が見つかれば幸いです。

日本&世界の有名なシリアルキラーランキング一覧まとめ【事件詳細も紹介】

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