5位：エリカ38（2019年/邦画）
本作は、他人から巨額のお金を騙し取った女詐欺師をもとにした映画です。女優の樹木希林さんが企画した作品であり、女特有の仕草や巧みな話術で男を騙していく1人の女性の姿を描いています。己の欲求のままに動く人間の恐ろしさが伝わる名作です。
題材となった実話・事件
本作の題材になった女詐欺師である山辺節子被告は、24歳も歳を偽り約27億円も騙し取っていました。幼少期からどうすれば男が振り向くかを熟知していた山辺被告。海外にも愛人を作り、豪邸に住んでいました。しかし、2017年に逮捕され、今は刑に服しています。
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4位：運び屋（2019年/洋画）
本作は、85歳で麻薬の運び屋となった老人の実話をもとに製作されたクライム映画です。園芸家の主人公が仕事に失敗したことから麻薬の運び屋となる姿が描かれています。高齢でありながら主演と監督を務めたクリント・イーストウッドの演技力や人間模様の描き方が見どころです。
題材となった実話・事件
出典：Wikipedia
本作の題材となった園芸家レオ・シャープは、85歳という高齢でメキシコの麻薬組織の運び屋となりました。レオは警察の目をかいくぐり、何年も無事に大量の麻薬を運び続けたのです。2011年に逮捕されましたが、健康上の問題で1年のみ服役し2016年に92歳で亡くなりました。
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3位：トガニ 幼き瞳の告発者（2011年/洋画）
本作は、韓国で実際にあった学校での子供に対する性的虐待をもとにした映画です。聴覚障害者学校で生徒に性的虐待や暴行を行う学校の権力者たちと闘う主人公の姿が熱く描かれています。権力に巻かれる汚い大人の姿をよく表現した作品といえるでしょう。
題材となった実話・事件
出典：Wikiwand
本作の題材は、韓国の光州の聴覚障害者学校「光州インファ学校」の教員たちによる生徒への性的虐待事件です。隠蔽しようとしましたが、本作の公開によって再捜査されます。学校は廃校となり、虐待の加害者らは逮捕されました。そして、児童への性的虐待を厳罰化する「トガニ法」が成立したのです。
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2位：ウルフ・オブ・ウォールストリート（2013年/洋画）
本作は、実在する株式仲買人の生涯をもとにしたノンフィクション映画です。22歳からウォール街で働き始め、あっという間に49億円の年収を得るようになった主人公の転落人生を描いています。欲望に満ちた人間の様子や人生の激しい変動は見ていて飽きません。
題材となった実話・事件
出典：Wikiwand
本作の題材となったのは、アメリカの株式仲買人であるジョーダン・ベルフォードの半生です。彼は人脈もないままアメリカの金融地区であるウォール街で富を築きました。しかし、証券詐欺などで逮捕され、一気に転落。賠償金の支払いに追われる日々となりました。
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1位：キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン（2003年/洋画）
本作は、実在するアメリカの犯罪者の半生を描いた映画です。天才詐欺師の主人公と彼を追いかける刑事のやり取りが描かれています。犯罪映画ですが、監督スティーヴン・スピルバーグによってそれぞれの場面がコミカルかつ繊細に描写されているのが特徴的ですね。
題材となった実話・事件
出典：Wikiwand
本作の題材となったフランク・アバグネイルは、アメリカのセキュリティ・コンサルタントです。21歳までに8回の身分詐称や小切手詐欺を働いていました。刑に服した後は、連邦捜査局アカデミーなどでコンサルタントとして働いています。
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実話映画事件に関するまとめ
今回は、実話の事件をもとにしたおすすめ映画20作品をランキング形式で紹介しました。残虐な事件から更生した犯罪者の半生まで、様々な映画が存在します。実際に起こったことを映画として表現しているため、自分自身の教訓になる作品がきっと見つかりますよ。
