「実際に起きた事件をもとにした映画ってどれだろう?」
「題材になった事件の内容も気になる…」
この記事では、このような疑問を持つ人に向け、実話の事件をもとにしたおすすめ映画20作品をランキング形式でまとめました。事件の詳細はもちろん、作品の見どころも紹介します。
この記事を読めば、あなたが探し求めていた作品が見つかりますよ。
この記事を書いた人
Webライター
Webライター、岩野祐里(いわのゆり)。5歳の頃、イギリス史に夢中になり図書館へ通いながら育つ。大学では国際文化を専攻し、イギリス史と英文学の研究に没頭。その後、大学院にて修士課程を修了。研究論文は「19世紀英国の社会と犯罪」について。歴史全般の研究歴は11年、イギリス史は21年に及ぶ。現在はWebライターとして活動中。
20位:SHOT ショット(2010年/洋画)
本作は、1944年に起きた実話が題材の映画です。山奥の屋敷を改装しにやって来た親子が不気味な現象に巻き込まれる物語。主演女優のワンショット場面で描かれているので、実体験しているような感覚が味わえることでしょう。
題材となった実話・事件
本作の題材となった実話とは、1944年に南アメリカのウルグアイで起きた猟奇事件になります。首都モンテビデオの西に位置するゴドイ町の古い屋敷にて2人の男性の惨殺死体が見つかったのです。犯人やその動機については未だ明確になっていません。
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19位:チャプター27(2007年/洋画)
本作は「ジョン・レノン暗殺事件」を犯人の視点から映画化した作品です。犯人役のジャレッド・レトーは役作りのために体重を30kg増量。その甲斐あって、リアリティ感のある犯人像で犯行までの3日間が色濃く描かれています。
題材となった実話・事件
本作の題材となったジョン・レノン暗殺事件とは、1980年に起きた実話です。帰宅途中のジョンを当時25歳のマーク・チャップマンが銃で射殺しました。逮捕寸前まで本を読むなど、異常な面が見られたチャップマンでしたが結果的に無期懲役となります。現在も服役中であり、仮釈放も認められていません。
ジョン・レノンの死因は?なぜ殺害された?事件当時の様子や犯人を解説
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18位:コンプライアンス 服従の心理(2012年/洋画)
本作は、アメリカで起きた詐欺事件をもとにした映画です。作中では警察官を名乗る男に店員全員が騙されて、女性店員が性的な身体検査を受けるはめになります。人間の先入観や洗脳される心理が非常によく分かる作品といえるでしょう。
題材となった実話・事件
本作の題材は、アメリカで1992年から2004年までに起きた約70件以上の電話詐欺事件になります。それは警察官を名乗る男が電話越しに身体検査と称して、女性店員へ性的被害を加える悪質なものです。犯人は逮捕されるも有罪にはならず、騙された店側がいたずら電話対策を徹底する形になりました。
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17位:コレクター(2012年/洋画)
本作は、アメリカで起きた監禁殺人事件をもとにしたサスペンス映画です。刑事である主人公の娘が誘拐され、犯人は彼らが長年捜査している連続娼婦誘拐事件の容疑者だと発覚します。犯人の異常な心理が如実かつ気味悪く描かれている点が見どころのひとつです。
題材となった実話・事件
本作の題材は、1980年代にゲイリー・ハイドニックが起こした連続監禁殺人事件になります。「子供を産ませるため」という身勝手な動機から若い6人の売春婦を監禁し、性的虐待に及んだのです。最終的に2人を殺害、遺体の解体なども行いました。死刑が言い渡され、1999年に執行されています。
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16位:パトリオット・デイ(2016年/洋画)
本作は、アメリカで起きた爆弾テロ事件をもとにしたサスペンス映画です。主人公が警備をしていたマラソン大会で爆弾が爆発。混乱する街中で必死に捜査し、犯人を追いつめていく様子はスピードと緊張感があって目が離せません。
題材となった実話・事件
本作の題材は、2013年にアメリカのボストンマラソンで起きた爆弾テロ事件です。死傷者5人に加えて、約300人もの人々が負傷する大惨事になりました。犯人たちは逃走するも1人は途中で死亡。もう1人は市民たちの協力もあり、隠れていた民家で逮捕されました。