エピソード③:スリザリンを冷遇した?
ダンブルドアは、スリザリンを不当な扱いをし、冷遇したことでも有名です。それが顕著に現れたのは、ハリーが1年生の時に行われた寮対抗のポイント争いの時でした。
最初、スリザリンは472点で圧倒的な1位でした。そのため、大広間はスリザリン模様に飾り付けがされていました。しかし、ハリーや友人のロンやハーマイオニー、ネビルの劇中の活躍で加点。本来のグリフィンドールの点数だった312点が482点となる大逆転をグリフィンドールに仕掛けました。
加えて、大広間の飾り付けを優勝したグリフィンドール模様に変更。ダンブルドアは表彰式を行う前の時点で、グリフィンドールが優勝することがわかっていたのに、スリザリンを絶望させる行為を平気でしました。
その時に言った「わしの計算が正しければ飾り付けを変えねばならんのう」は、ネットでネタにされています。このエピソードは、ダンブルドアのクズな一面を強調する有名なエピソードとなりました。
また、他の寮と違い、スリザリンだけが地下牢に寮がありました。スリザリンの生徒は不良になると言われていますが、この扱いの悪さが起因していると考えられます。
エピソード④:スネイプを利用した?
ダンブルドアは、ホグワーツ魔法学校の先生であるスネイプを、ハリーの母親リリー・ポッターへの愛を理由に利用しました。
スネイプがダンブルドアに利用されたきっかけは、ハリーがヴォルデモートの脅威となることをスネイプが密告したこと。それを聞いたヴォルデモートは、ハリー一家殺害を決め、リリーに命の危機が迫っていました。
リリーはスネイプの幼馴染であり、初恋の人。そのため、自身の密告がきっかけで、リリーがヴォルデモートに命を狙われた際、ダンブルドアに助けを乞います。
この時に、ダンブルドアはリリーを救うことを条件に、スネイプをダンブルドアとヴォルデモートの2重スパイに任命します。しかし、リリーはヴォルデモートに殺害されてしまいました。
絶望するスネイプに、ダンブルドアはリリーの子であるハリーを守るように導きました。スネイプのリリーへの純粋な愛を利用し、2重スパイにさせるダンブルドアのドライさがうかがえる内容ですね。
エピソード⑤:ハリーの死を知っていたのに、ハリーに伝えなかった?
ダンブルドアはハリーの死を知っていたのにも関わらず、何も伝えませんした。加えて、ハリーをヴォルデモート消滅に利用したクズな一面があります。
ハリーの中には、ヴォルデモートの魂の一部が宿っていました。そのきっかけとなったのは、赤ん坊のハリーをヴォルデモートが殺害しようした時でした。
ハリーはリリーのかけた護りの魔法で死を回避します。その時、ヴォルデモートは赤ん坊を殺害しようした非道な行いが災いし、魂が分裂。ハリーに魂の一部が宿ってしまったということです。
ヴォルデモートを滅ぼすには、魂が宿る分霊箱全ての破壊が必要でした。そのため、最終的にはハリーの死をもって、ヴォルデモートが滅びるということになります。そのことをダンブルドアは知っていたにも関わらず、ハリーに伝えませんでした。
ハリーの死についてはスネイプも知っており、「屠殺されるべき豚のようだ」とダンブルドアに指摘。結局、ヴォルデモートがハリーの血を取り込んだことで、ヴォルデモートが滅びない限り、ハリーも死なないようになりました。
分霊箱を破壊する度の最中で、ハリーは自らの死を薄々自覚していましたが、知っていたのであれば事前に伝えても良かったのではないかと思ってしまいます。