ハリーポッターのダンブルドアが「クズ」と言われる5つの理由

『ハリー・ポッター』と他作品でのダンブルドアは別人?

グリンデルバルトとの決闘前は、みぞの鏡でグリンデルバルトが見えていた
出典:VOGUE

『ハリー・ポッター』とその外伝に当たる『ファンタスティック・ビースト』では、ダンブルドアが異なる気性の持ち主として描かれています。

シリーズダンブルドアの性格
ハリー・ポッター思慮深い・温厚・ユーモアがある
ファンタスティック・ビースト野心的・無鉄砲・面倒見がある

『ハリー・ポッター』でのダンブルドアは思慮深く温厚な人柄でした。しかし、『ファンタスティック・ビースト』でのダンブルドアは、野心的で無鉄砲。まるで別人のように見えます。

『ファンタスティック・ビースト』でのダンブルドアは、恋をしたグリンデルバルトの計画に加担し、家族を見捨てた結果妹を失います。この事件を機に、ダンブルドアは更正。グリンデルバルトと決別し、家族を大切にするようになります。実際、グリンデルバルトとの決闘後に「みぞの鏡」を見た際、家族が映っていました。

また、ヴォルデモートの分霊箱破壊の旅をしていた際、蘇りの石がついた指輪を発見します。死者を蘇らせる効果を持った蘇りの石を前に、ダンブルドアは葛藤。家族に会いたい欲望に負けてしまい、ヴォルデモートの呪いがかかった指輪をはめてしまいました。

これにより、ダンブルドアは弱ってしまいました。ダンブルドアの行動からわかる通り、妹を失った罪の意識を背負って生きていたことがわかります。

ダンブルドアクズに関するまとめ

今回は、ダンブルドアがクズと言われる理由を、作中のエピソードも交えて紹介しました。

『ハリー・ポッター』シリーズでのダンブルドアの性格は、物語を追っていく毎に冷酷な性格へと変化していきました。来るべきヴォルデモートとの戦いに勝利するため、手段を選んでいられないという意志の強さとも見て取れます。

それを差し置いても、スリザリンへの扱いが酷いのは言うまでもありません。ヴォルデモートの配下デスイーターは、スリザリン出身の者が多く、スリザリンの扱いをきちんとしていれば、多くのデスイーターが生まれなかったかもしれないと思ってしまいます。

最終的に、スリザリン寮生のドラコ・マルフォイがデスイーターたちのホグワーツ魔法学校の侵入を支援。同じく元スリザリン寮生で2重スパイのスネイプに、自身の殺害を命じたダンブルドアを見てしまうと、まさしく因果応報の結果だと感じてしまいました。

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