コンクリート事件の加害者の親はどんな人?事件前と現在の様子も紹介

渡邊恭史の親はどんな人?

主犯ではないとされたものの、唯一上告をした渡邊恭史。ここからは、事件前と事件後の変化を交え、渡邊恭史の親について解説します。

  • 事件前:両親は離婚し、姉は宮野裕史と交際していた?
  • 事件後:出所後の渡邉恭史と同居するが、現在の状況は不明

事件前:両親は離婚し、姉は宮野裕史と交際していた?

事件を報じる新聞
出典:NewSee 有名人の現在・芸能・ゴシップ・事件まとめ【公式】

渡邊恭史は1971年12月18日に生まれました。両親は5歳の頃に離婚し、父親は間もなく交通事故で死去します。渡邊恭史と姉は母親に引き取られ、母親は生活保護を受けつつ、時計部品の工場でパート勤務をしていました。

姉は宮野裕史と付き合っており、同棲していたという噂があります。ただ事件が起きた頃、既に関係は破局していました。宮野裕史が強姦や引ったくりなどの犯罪を繰り返すようになり、愛想を尽かしたものと思われます。

事件後:出所後の渡邉恭史と同居するが、現在の状況は不明

渡邉恭史の姉は宮野裕史と付き合っていた(写真は出所後の宮野裕史)
出典:NewSee 有名人の現在・芸能・ゴシップ・事件まとめ【公式】

事件が発覚した頃、渡邊恭史は母親と折り合いが悪かったようです。母親との面会も拒否し、差し入れは姉が行っていました。出所後は母親と関係を修復でき、2001年ごろには母親と生活しています。

前述した通り、現在は目の病気を患い生活保護を受けているという噂があります。また、横浜市金沢区のアパートに住む姉夫婦のもとに身を寄せているとのことです。

凶悪犯罪者が生まれる家庭環境の特徴3つ

女子高生コンクリート詰め事件といった凶悪犯罪を起こす加害者には、家庭環境の側面でいくつか共通点があります。

そこで、ここからは凶悪犯罪者が生まれる家庭環境の特徴を、3つにまとめて紹介します。

  • 貧困家庭
  • 育児放棄や家庭内暴力
  • 過度のストレスが続く

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特徴①:貧困家庭

永山基準を生み出した死刑囚・永山則夫
出典:モルゲンロード

家庭が貧困していると、犯罪に走りやすくなるとされます。少年院に入る子どもの2割は貧困家庭であり、小倉譲や渡邊恭史の家も貧困家庭でした。過去の少年犯罪を見れば、未成年ながら4人を殺害した永山則夫も挙げられます。

現在の日本は格差社会が進んでおり、7人に1人が貧困層です。もちろん、全ての貧困家庭の子どもが犯罪に走るわけではありません。ただ、海外と異なり日本では、非貧困層と貧困層が混在して生活していることもしばしばあります。

皆が貧しければ、ズボンや靴下がボロボロでも劣等感を感じることはありません。ただ、周囲と比べて自分だけがボロボロの服を着ていた場合、劣等感を感じやすくなります。そうした少数派の子どもが周囲から弾かれ、非行に走るケースは少なくありません。

特徴②:育児放棄や家庭内暴力

市川一家4人殺害事件を起こした関光彦
出典:K-Journal

多感な時期に育児放棄や家庭内暴力を受けると、将来的に犯罪を犯しやすくなります。幼少期から暴力に触れていると、暴力や人を傷つけるハードルが低くなるためです。母親や兄弟が暴力を受けているところを目撃するだけで、何らかの影響を受けるとされます。

そして幼少期に充分な愛情を受けずに育つと、相手を思いやる心が育ちません。人が嫌がることがわからない、暴力や犯罪に対するハードルが低くなります。コンクリート詰め事件では、4人全員が育児放棄や家庭内暴力を受けていました。

また育児放棄や暴力を受けた子どもは、将来的に配偶者や自分の子どもに同じことを行う傾向があります。負の連鎖を断ち切るには、子どもに真摯に向き合うことです。

コンクリート詰め事件の加害者の親たちは、非行に走る我が子を見て見ぬふりをし、結果的に取り返しのつかないことになっています。子どもが道を踏み外しかけた時、正しい道に誘導するのは親の責任です。

特徴③:過度のストレスが続く

秋葉原通り魔事件を起こした加藤智大
出典:ER-factory

家庭内が緊張状態にあると、将来的に犯罪に走りやすいとされます。緊張とは家庭内暴力だけでなく、行き過ぎたしつけ、過度な教育なども該当します。有名なところでは、秋葉原通り魔事件の犯人である加藤智大の家庭にも、行き過ぎたしつけが存在していました。

家は子どもが安心して過ごせる場所。その場所が安らげない場合、子どもは非行に走りやすくなります。子どもは親を映す鏡です。親が常に怒っている、本音を話そうとしない場合、子どもも親の心理状態を感じ取ることでしょう。

もしあなたが子を持つ親なら、1日1回は子どもと会話をする機会を持ちましょう。暖かく笑顔の溢れる家庭を築くことで、子どもが加害者になる可能性を摘むことができます。

まとめ

今回は、女子高生コンクリート詰め殺人事件の加害者の親について解説しました。加害者の親は育児放棄や虐待など、多くの問題行動を起こしていました。一連の問題行動は、加害者たちの人格形成に影響を与えた事は間違い無いでしょう。

今回の事件に限らず、幼少期に悲惨な体験をした子どもが、成長して事件を起こすケースは多々あります。貧や虐待は次の世代に連鎖し、また悲惨な事件が起こるとも限りません。今回の記事が、子を持つ親にも届く事を願っています。

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2 COMMENTS

のの

私凶悪犯罪者が生まれる家庭の特徴フルコンプしてるけど凶悪犯罪起こしてない。兄は脅迫やったけどあくまで自分を虐待した親相手のみ。
家庭環境が悪かったからを理由にしないでほしいわ、女性だって家庭環境が悪かった人はたくさんいるのにこういう犯罪を起こすのはいつも男性。育った環境は言い訳にならないし自分がそこで育ったからこそ言い訳にするカスは容赦なく抹殺したい。

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もあ

やばいよね…
私生まれてなかったから全然知らなかったけど
こんな凶悪な事件があったなんて…
そのお亡くなりになられた高校生さん?
かわいそう…

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