【アインシュタインクイズ#2】20世紀を代表する天才物理学者。

アインシュタインが発した言葉は「天才とは努力する凡才のことである。」です。エジソンも同じような言葉を残していますが、それが「天才とは1％のひらめきと99％の努力である。」です。「天才とは高尚な知性や想像力ではない。愛、愛、愛。それこそが天才の真髄である。」と言ったのではかの有名な音楽家モーツァルトです。

相対性理論は現代の私たちの生活にも役立っており、GPSがその代表例です。GPSは人工衛星と地上の間で起こる電波の跳ね返りを計測して現在地を特定できる仕組みのことです。

一円玉の質量は1gですが、その質量の物質が持っているエネルギーを計算すると、8.98×10¹³Jとなります。このエネルギーは広島に落とされた原子爆弾のエネルギーの1.4倍にもなるのです。

アインシュタインがノーベル物理学賞を受賞したのは光量子仮説に対してでした。光量子仮説は光が波としての性質を持つことはもちろん、粒子としての性質も持っていることを証明した研究のことです。特殊相対性理論は内容が難しい上に、物理学の根本をひっくり返すような研究であったため、ノーベル賞には選ばれなかったのです。

アインシュタインはロングスリーパーだったことが知られており、10時間以上眠ることが多かったようです。10時間以上眠れない日には体の不調を訴えることもあるほどでした。ちなみに、他の歴史的な偉人を調べてみると、ナポレオンは3時間、織田信長は4時間などのショートスリーパーだったと言われています。

IQが高いとされたアインシュタインも入学試験には失敗してしまった経験があります。チューリッヒ工科大学の入試を受けた際に合格点に到達しなかったのです。しかし、数学と物理の成績がずば抜けていたので、教養課程クラスに通うことを条件に翌年度の入学を許可されたのでした。

アメリカが原子爆弾を製作する際にアインシュタインはその文書に署名を施します。手紙には「とても破壊力のある新型爆弾の作られる可能性があります。確信は持てませんが、町が一つなくなるほどの強大な威力を持っています。」と書かれていました。

1948年にイスラエルが建国されていますが、1952年に初代大統領が亡くなると、アインシュタインの元へ第二代大統領のオファーがやってきます。アインシュタインは結局この要望を受けませんでした。

アインシュタインは世界平和を願って、1955年にラッセル＝アインシュタイン宣言を作り上げました。この宣言には核兵器の廃絶、戦争の根絶、科学技術の平和利用などが内容として盛り込まれています。

アインシュタインは亡くなる7年ほど前から腹部大動脈瘤が見つかっていましたが、手術は受けていませんでした。晩年には大動脈瘤の巨大化により、痛みを感じるようにもなりましたが、それでも治療は拒否し続けました。そして、1955年、生涯に幕を閉じることになるのです。