読書好きにおすすめの有名人気作家・小説家30選!代表作もまとめて紹介

西加奈子

人の強さや温かさを描く西加奈子
出典:ポプラ社

生年月日1977年5月7日
出身地イラン・テヘラン生まれ
大阪府和泉市育ち
代表作「サラバ!」
「きいろいゾウ」
「漁港の肉子ちゃん」

西加奈子は2015年「サラバ!」で直木賞を受賞し、さらには人気テレビ番組の「アメトーーク!」で紹介されるなど非常に人気のある女性作家です。彼女はイランのテヘランで生まれ、その後エジプトのカイロで小学5年まで過ごしたあと、日本に帰国し以降大阪で育ったという異色の経歴を持っています。

西加奈子は明るく人情味あふれる作品が特徴的で、少し重いテーマを描いた作品であっても、その中に人の強さや温かさが描かれています。2021年には「漁港の肉子ちゃん」を明石家さんまが企画・プロデューサーを務め、映画化されたことで話題にもなりました。

綾辻行人

館シリーズで人気の綾辻行人
出典:Twitter

生年月日1960年12月23日
出身地京都府京都市
代表作「十角館の殺人」
「時計館の殺人」
「Another」

綾辻行人は新本格ミステリーの火付け役となった人気ミステリー作家です。彼の小説の特徴は何といっても終盤に今までの推理や物語を根底から覆す大どんでん返しです。

綾辻行人の作品では先の展開や誰が犯人なのか予想することが非常に難しく、いつもいい意味で読者を裏切ってくれます。特に「十角館の殺人」から始まる館シリーズはミステリー好きにはたまらない作品群になっております。

冲方丁

「天地明察」で有名な冲方丁
出典:Wikipedia

生年月日1977年2月14日
出身地岐阜県各務原市
代表作「十二人の死にたい子供たち」
「天地明察」
「マルドゥック・スクランブル」

冲方丁は「天地明察」で本屋大賞を受賞、さらに直木賞にもノミネートされた人気作家です。彼はSFと歴史小説というまったく関係のなさそうな2つジャンルを主に描いており、両ジャンルで高い評価を受けています。

一方、最近では「十二人の死にたい子供たち」というミステリー小説を発表し、2019年には映画化されたことで話題になりました。SFや歴史小説、果てはミステリーまで書ける非常に器用な作家で、その上、それら作品が高く評価されている文句なしの人気作家と言えます。

上橋菜穂子

ファンタジーに定評がある上橋菜穂子
出典:新潮社

生年月日1962年7月15日
出身地東京都
代表作「精霊の守り人」
「獣の奏者」
「鹿の王」

上橋菜穂子はNHKにおいて綾瀬はるか主演でドラマ化された「精霊の守り人」を書いた人気女性作家です。彼女はファンタジー小説を多く手掛けており、あたかも本当にもう一つの世界があるのではないかと錯覚するほど、緻密に練られた世界観に多くの読者が魅了されました。

また、上橋菜穂子の作品は子供でも十分に読める分かりやすい文章が特徴で、子供から大人まで誰にでもおすすめできる人気作家です。彼女の代表作の中でも「精霊の守り人」から始まる守り人シリーズは特におすすめで、年齢性別を問わず一度は読むことおすすめします。

東野圭吾

知名度抜群の東野圭吾
出典:東京新聞 TOKYO Web

生年月日1958年2月4日
出身地大阪府大阪市
代表作「容疑者Xの献身」
「白夜行」
「ナミヤ雑貨店の奇蹟」

東野圭吾は今や日本で知らない人はいないと言っても過言ではない有名人気小説家です。彼の作品はミステリーやサスペンス、エンタメ、社会派小説などジャンルも多岐にわたり、さらに数多くの著作が映像化されています。

一方で、それほどの人気を博し、直木賞の候補に5回も上がったにも関わらず、受賞に至らなかったことを受けて「直木賞に最も嫌われている男」とも呼ばれていましたが、「容疑者Xの献身」でついに直木賞を受賞したという経緯があります。

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