読書好きにおすすめの有名人気作家・小説家30選!代表作もまとめて紹介

湊かなえ

イヤミスの女王と呼ばれる湊かなえ
出典:NIKKEI STYLE

生年月日1973年1月(日付不明)
出身地広島県尾道市
代表作「告白」
「白ゆき姫殺人事件」
「ポイズンドーター・
ホーリーマザー」

湊かなえは「告白」で本屋大賞を受賞した女性の人気小説家で、彼女の小説の特徴は何といっても「イヤミス(読んだ後に嫌な気持ちになるミステリー)」です。湊かなえはイヤミスの女王と呼ばれるほど、このジャンルの執筆が上手く、その読後感の悪さがクセになった読者から絶大な支持を得ています。

「告白」は松たか子主演で映画化され、書籍も300万部を売り上げる大ヒットを記録しました。それ以外にも「白ゆき姫殺人事件」など多くの作品が映画化またはドラマ化されています。

朝井リョウ

23歳という若さで直木賞を受賞した朝井リョウ
出典:新潮社

生年月日1989年5月31日
出身地岐阜県不破郡
代表作「何者」
「桐島、部活やめるってよ」
「世にも奇妙な君物語」

朝井リョウは「何者」で直木賞を受賞した人気小説家で、当時23歳という男性では最年少、平成生まれ初の直木賞受賞作家でもあります。彼は青春小説を得意としており、現実にある問題やトラブルに直面した学生の心理描写が非常に上手く、メッセージ性があることも特徴です。

朝井リョウの作品は、そのリアルな若者の生活に根ざしたストーリーから誰もが共感できる小説が多く、著作の多くがドラマや映画、漫画になるなど幅広いメディアで展開され、まさに今をときめく人気小説家と言えるでしょう。

原田マハ

美術に深い造詣を持つ作家の原田マハ
出典:新潮社

生年月日1962年7月14日
出身地東京都小平市
代表作「楽園のカンヴァス」
「キネマの神様」
「本日は、お日柄もよく」

原田マハは、美術館が収集する資料の分析や鑑定を行うキュレーターとしても活躍する異色の人気女性作家です。彼女の作品はキュレーターとしての深い美術に関する知識を元に描く、美術をテーマにした小説が人気を博しています。

その代表とも言える「楽園のカンヴァス」は、優れた物語性を持つ小説に送られる山本周五郎賞を受賞したことで話題になりました。原田マハの小説はストーリーも十分におもしろいのですが、心が温かくなる作品が多いことも特徴で、ぜひ一度読んでみて欲しい作家の1人です。

三浦しをん

「舟を編む」で有名な三浦しをん
出典:新潮社

生年月日1976年9月23日
出身地東京都
代表作「舟を編む」
「まほろ駅前多田便利軒」
「風が強く吹いている」

三浦しをんは「舟を編む」で本屋大賞、「まほろ駅前多田便利軒」で直木賞を受賞した女性人気作家です。それらの功績からさまざまな文学賞の選考委員に就任し、2020年には直木賞の選考委員に選ばれました。

彼女は変わった題材で小説を書くことがあり、「舟を編む」では辞書編纂の現場が舞台になり、その他にも便利屋や駅伝をテーマにした作品もあります。最近では植物に恋する女性を好きになった青年の奮闘を描く「愛なき世界」が出版されました。

知念実希人

現役の内科医としても働く知念実希人
出典:新潮社

生年月日1978年10月12日
出身地沖縄県南城市
代表作「天久鷹央の推理カルテ」
「ムゲンのi」
「仮面病棟」

知念実希人は、現役の内科医として働きながら執筆する人気小説家です。彼は深い医学的知見を基にした医療とミステリーをかけ合わせた作品が特徴で、2018年から3年連続で本屋大賞にノミネートされています。

特に「ムゲンのi」は知念実希人が得意とする医療とミステリーに、さらにファンタジー要素も取り入れた小説です。上下巻に分かれているにもかかわらず、あっという間に読み終えてしまうほどおもしろい作品です。

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