15位:横浜港バラバラ殺人事件 ‐ 2009年
2009年に覚せい剤密輸グループの実行犯が、被害者2人を生きたままバラバラにして殺害という非常に残虐な事件です。犯人の池田容之され、共犯者の近藤剛郎は現在国際指名手配中です。池田は被害者が「せめて首を切断するのは殺してからにしてほしい」と懇願しているにもかかわらず、生きたまま切断しました。それだけでなく殺害後に、
「人形みたいだろ」
とまで話していたといいます。池田と被害者は全く面識が無かったといい、初対面でありながら生きたままチェーンソーで殺害という残虐な殺害が出来てしまうところに異常さと恐怖を感じる事件です。
14位:隅田川細切れ殺人事件 – 1934年
1934年に東京で起きた殺人事件です。隅田川でバラバラの遺体が発見されますが、警察の捜査で被害者の身元が判明し逮捕に至りました。犯人は小林利平で、被害者の嘘を信じて被害者が大金を持っていると勘違いし、殺害したといいます。遺体は隅田川で左手首・右手首・左足首が見つかり、全て同一人物の一部であることが判明したのです。
被害者はほら吹きと有名で、周囲から「ほら吹き爺さん」と呼ばれていました。常連客なら嘘だとわかるところを小林は飛び込み客だったために、嘘を信じて殺害してしまっています。犯人は被害者を斧で殺害。遺体の肉は細切れにして石油缶に入れ、
「自分は焼鳥屋なのだが肉を仕入れすぎたために腐らせてしまった。なるべく遠くで捨ててくれないか」
と廃品業者に捨てさせたといいます。犯罪の残虐さと行動の狡猾さが明らかなサイコパスです。犯人は死刑が確定し、3か月後に刑が執行されました。
13位:埼玉愛犬家殺人事件 ‐ 1993年
ペットショップ「アフリカケンネル」の経営者夫婦、関根元と風間博子が4名を殺害した事件です。手口はすべて犬を殺処分する薬を栄養ドリンクと騙して飲ませています。関根は独特な殺人哲学を持っていました。
Wikipedia
- 世の中のためにならない奴を殺す
- すぐに足がつくため、保険金目的では殺さない
- 欲張りな奴を殺す
- 血は流さないことが重要
- 死体(ボディ)を透明にすることが一番大事
特に最後の死体を透明にするの実行で、遺体が残っておらず捜査は難航しました。遺体を風呂場でバラバラにし、骨をドラム缶で焼却し遺棄。「遺体なき殺人」といわれました。殺人哲学を持つほどの殺人に対する罪悪感の無さは、まさしくサイコパスです。
12位:福島悪魔祓い事件 – 1995年
1995年に福島県で自称・祈祷師の江藤幸子が、除霊行為と称して6名を殺害した事件です。犯人は1994〜1995年の一年間に、「狐が憑いている」と言い、信者に悪魔祓いとして殴る、蹴るといった暴行を加えていました。
そして信者の親族が犯人の家から信者を救い出し入院させたことにより事件が発覚。警察が踏み込んだところ、6名の白骨化した信者の遺体が発見されました。現場を知る人は、
「現場に入った捜査員の人から聞いたんですよ。玄関を開けたら、嗅いだことがないような臭いがしたんですって。それだけじゃなくて、床一面に蛆虫が這っていたそうです」
といった有様だったといいます。犯人は信者たちをマインドコントロールし、奇妙な共同生活を送っており暴力を振るう行為は明らかなサイコパスです。江藤は死刑が確定し、2012年に戦後10人目の死刑が執行されました。
11位:尼崎事件 – 2012年
2012年に兵庫県尼崎市で発覚した連続殺人死体遺棄事件です。犯人の角田美代子は少なくとも1987年から25年以上もの間、血縁関係がないものを含めて疑似家族を築きながら共同生活を営んでいました。主犯の角田は、様々な人間をマインドコントロールしていきながら、6名を監禁・暴行し殺害しています。
事件の逮捕者は17名にも及びました。何故このような悲惨な事件が起きたかというと以下のような方式が成り立つといいます。
優しさ・しつこさ・難癖 → 恫喝 → (虐待 → 無力化)n ✕ 断絶化
HONZ「尼崎事件、支配・服従の心理」
→ 心理的支配・ロボット化
角田は強力なマインドコントロールの中、肉親の命さえ奪わせていったといいます。恐ろしい方程式に、異常さを感じる事件です。
10位:津山事件 ‐ 1938年
深夜のわずか1時間で起き、若者の手で男女30名が殺害された事件です。犯人の都井睦雄は当時22歳で、事件当日は黒セルの詰襟を着込み、茶褐色の巻きゲートルを装着。足には地下足袋を履き、二つの懐中電灯を取り付けた鉢巻を頭に巻き、首からは自転車用ライトを紐で吊り下げるといったいでたちで犯行に及んだといいます。
そして1時間半後に猟銃により自ら自殺。遺書には親族への謝罪と事件の理由として、
「社会もすこしみよりのないもの結核患者に同情すべきだ、実際弱いのにはこりた、今度は強い強い人に生まれてこよう」
と書かれていました。結核により兵役検査に不合格になったことを、村人に馬鹿にされたのがきっかけになったそうです。その奇妙ないでたちと無差別殺人の猟奇さは、日本事件の中でも多くの人の記憶に刻み込まれました。
9位:佐世保小6同級生殺人事件 ‐ 2004年
小6女児による同級生殺人事件です。犯人は被害者を学習ルームによび、カッターナイフで首を切り殺害。被害者女子は血まみれで、首には10センチもの深さの傷がついていたといいます。逮捕後犯人は、
「死ぬまで待って、バレないように教室に戻った」
「千枚通しで刺すか、首を絞めるか、迷ったけれど、もっと確実なカッターナイフにした」
「左手で、目隠しをして切った」
と同級生の目を隠して切るという残虐な行為に世間は震撼しました。小学生が残虐な事件を起こした異常性に狂気を感じてしまいます。
8位:佐世保女子高生殺人事件 – 2014年
2014年に長崎県佐世保市で起きた、公立高校に通う女子生徒が同級生に殺害された事件です。被害者は後頭部を鈍器のようなもので複数回殴られ、ひも状のようなもので首を絞められ殺害されていました。遺体は首と左手首が切断されており、腹部には複数の刺し傷がありました。
殺人事件の犯人は高校一年の女子生徒であり、犯行動機は、
「人を殺して解体してみたかった」
「体の中を見たかった」
と証言しています。犯人は事件を起こす前にも、動物虐待や殺人願望について語っていたそうです。言動や行動を見ても、明らかにサイコパスな人物といえるでしょう。犯人は医療少年院に入り更生を行っていますが、出所の頃には治療がきちんとできて願望が消えることを祈るばかりです。
そういうお前も名前からして…wwwwwwwwwwwwwww