1位:相模原障碍者施設殺人事件 – 2016年
神奈川県相模原市にあった障害者施設「津久井やまゆり園」にて発生した大量殺人事件です。犯人は元施設職員の植松聖で、所持していた刃物で入居者を切りつけ19人を殺害し、入所者・職員26名に重軽傷を負わせました。植松は障がい者に対して差別的な思想を持っており、裁判中も主張し続けています。そして事件のことをどう思うかを問われたときに、
「リンカーンを超えたかな、と」
と答えたといいます。理由はリンカーンが奴隷を解放したように、自分は殺害により社会を良くしたという驚きの発想から出た言葉だったそうです。「狂っている」という言葉が真っ先に浮かんでくる人物です。
また植松はイラストを多く描いていますが、絵は上手いもののやはり「サイコパス」がにじみ出ています。
世界で起きたサイコパス事件ランキング15選
ここからは世界のサイコパス事件をご紹介していきます。閲覧注意です。
15位:ムーアズ事件 ‐ 1965年
1963年から1965年にかけて、イギリスのサドルワース・ムーアで起きた事件です。犯人はイアン・ブレンディーと、マイラ・ヒンドリーの2人で5名を殺害し、性的暴行の様子をテープや写真に収めていました。イギリスは死刑制度がないために、2人とも終身刑を言い渡されています。
イアン・ブレンディはドイツ語でヒトラーの「我が闘争」を読み、マルキ・ド・サドの本を好む嗜好だったといいます。恋人であるマイラも彼氏に感化されていき、ナチスの女性看守のような服装をして喜ばせていたそうです。そんな2人に精神科の研究者は、
「『幼い頃から暴力というものにさらされ続けて屈折した女』と『サディスト嗜好のサイコパス』によって起きた『悪い要因の連鎖』によるものだ」
と分析しています。
14位:ヘンリー・リー・ルーカス事件 ‐ 1960年~1983年
1960年~1983年までで100人を殺害したと自供したアメリカの殺人犯です。毒殺以外のあらゆる殺しをしたと自供しました。しかし虚言癖もあり、当初は殺害人数を100人だったのが、360、1000と増やし続けていたそうです。しかも急に、これまでの発言は嘘と前言を撤回しています。また、
「死の腕と呼ばれるカルト集団の殺し屋として働き、オーティス(相棒)は犠牲者を食べていた」
と証言したりもしていますが、真意は不明です。結局自供に矛盾が多かったことから、冤罪を疑がわれ、3名の殺人が立証されています。後のDNA検査でルーカスが殺害したとされていた20名は無関係であることが確認されているそうです。虚言癖という点でも、私たちには全く理解できない事件といえます。
13位:エド・ゲイン事件 – 1954~1957年
アメリカの殺人鬼であり2名殺害し、墓地からは死体を掘り起こして「記念品」を作っていた人物です。被害者の1人の殺人容疑でゲインの自宅に家宅捜索にいくとそこには、
- 遺体の胴体
- 人間の死体で作ったランプシェード
- 女性の胴体で作られた胴着
- 脳天で作られたスープボール
などがあったそうです。あまりの臭いと光景に捜査員は驚愕し、嘔吐したといわれています。捜査で15体の遺体が見つかり、どれも食器や家具に加工され、肉は食用肉になっていました。しかし屍姦だけは、
「臭いが不快すぎた」
と否定していたそうです。ゲインは裁判で「正気を失っている」と判断され精神病院に入院し、1984年に死去しました。ゲインは行動から、サイコパスの代名詞的な人物となっています。
12位:ハンバーガー司祭殺人事件 ‐ 1986年
自分の子供を産ませるために6人の売春婦を監禁し、強姦・暴行を与え2人を殺害したアメリカの事件です。犯人はゲイリー・ヘイドニクという「神のしもべ統一教会」の教祖であり、信者にマクドナルドを振舞っていたことから「ハンバーガー司祭」とあだ名されていました。そして「子供を作れ」というお告げがあったとし、女性たちを監禁。被害者に、
「僕が何より欲しいのは家族なんだ。白人女に興味はない。黒人の女を沢山――そうだな、10人くらい集めて、子供を産ませたい。きっと素敵な大家族になる」
と話していたといいます。そして女性たちを強姦し、反抗的な態度をとると拷問し2名が死亡しています。言動や行動、すべてがサイコパスな事件といえます。
11位:パリ人肉事件 – 1981年
1981年に日本人の佐川一政が、オランダ人女性を殺害して被害者の遺体を屍姦。遺体を食した後に近くの森に遺棄した事件です。佐川は被害者にドイツ語を教えてほしいと呼び出し銃殺。そして射殺した女性の肉を切り取り、人肉を食べていたのです。
佐川はフランスでは心神喪失状態であったとされ、罪に問われることなく1984年に日本に帰国。帰国後もフランスの裁判は覆らなかったために結局日本でも罪に問われていません。帰国後テレビ等にも出演し、2010年のインタビューでは、
「もう白人女性は卒業しました。今は日本人女性、特に沖縄の女性、ちゅらさん。食欲を感じます」
と話しています。サイコパスな性格は現在も続いていることがわかる言動です。
佐川一政はどんな人?なぜパリ人肉事件を起こした?【彼の生い立ちや性格についても紹介】
10位:ウェスト夫婦殺人事件 ‐ 1980年
フレデリック・ウェストと妻のローズが若い女性を惨殺し、自宅の庭に埋めていたイギリスの事件です。逮捕後屋敷は「恐怖の館」と呼ばれ、世界中で報道されました。ウェイトは徹底的に遺体を破壊することを好み、妻には売春婦として働かせていました。そして妻が産んだ子供と関係を持ち、1人を殺害しています。
夫婦の娘の友人が警察に話したことにより、事件が露見。12名を殺害したといわれていますが、夫には虚言癖があり、妻は黙秘を貫いているために正確な人数はわかっていません。妻に売春させ、自分の子供まで犯しているということに恐怖を感じてしまう事件です。
9位:フリッツ・ハールマン事件 ‐ 1919~1924年
ドイツの連続殺人鬼フリッツ・ハールマンによって、1919~1924年にかけて24名を殺害された事件です。犠牲者は浮浪者や男娼で、アパートに誘い男性と性交中に男性の喉を嚙み切って殺害し、豚肉と称し販売していたという噂もあります(確証はなし)。
しかし白骨が発見され犯罪が露見。裁判の時に被害者の親に、
「俺にも趣味ってもんがあるんだ。あんなに不細工な生き物、俺が喰うわけがない」
と言ったといいます。犯人は死刑判決を受け、ギロチンで処刑されました。ドイツで有名な連続殺人犯であり、人肉販売の噂や男色殺人など今でも猟奇殺人者として語り継がれているようです。
8位:アナトリー・オノプリエンコ事件 ‐ 1989年
ウクライナの連続殺人鬼が起こした事件で、6年間に52名を殺害しています。そのために「ウクライナの野獣」という名で呼ばれました。殺害は大体パターン化しており、まず成人男性すべてを殺害し、次に配偶者を見つけ殺害、最後に子供たちを見つけて殺害し、家を放火するという方法をとっています。殺害についてインタビューで、
「内なる声によって与えられた命令に従って殺害した」
と話しており、ミッション系シリアルキラーといわれているようです。また、死刑廃止の流れから無期懲役となっていましたが刑期中、殺人の世界記録を樹立するために釈放を求めていたといい、全く反省が見られない明らかなサイコパスです。
そういうお前も名前からして…wwwwwwwwwwwwwww