人類史上最悪の事件ランキングTOP25!世界&日本の事件を紹介

15位:エンジェルメーカー事件 | ユリウシュ・ファゼカシュ – 1915頃~1929年頃

事件当時の村人の写真
出典:いもづる新聞.net

第一次世界大戦中にハンガリーのナレジブという村で起こった毒殺事件です。村の女性たちが首謀者の女性と共に村中の人をヒ素で殺害した事件で、被害者は300名以上といわれています。

第一次世界大戦の時に、男性がいなくなってしまった村では、女性たちが捕虜たちと関係を結んでしまいました。しかし女性たちの旦那たちが無事帰還。捕虜たちと関係を持っていた女性たちは、裏にいる助産師「ユリウシュ・ファゼカシュ」に相談したといいます。

犯人のユリウシュ・ファゼカシュと思われる写真
出典:いもづる新聞.net

そこでファゼカシュは主婦たちにヒ素を売買。そして自分の夫たちを殺害していき、最後の方は気に入らない人や手のかかる子供まで毒殺していたようです。しかし14年続いた犯行の中で一人が身の危険を感じ自首。すると女性38名が逮捕され、首謀者のユリウシュ・ファゼカシュは、

「捕まるべきは自分だけじゃない、ミセス・ブケノヴェスキも同じようなことをしている」

という言葉を残し、ヒ素を飲んで服毒自殺しています。当時は戦時中の混乱期でもあり、殺人が起きても発見されるのが遅かったために被害が拡大し、戦時中最悪な事件の一つとなったと語り継がれています。

14位:アメリカ連続殺人犯 | エドモンド・ケンパー – 1972年

エドモンド・ケンパー
出典:Wikipedia

1972年のアメリカ・カルフォルニア州で、8人の女性が犠牲になった事件です。被害者は女子大生が多く、殺害後に屍姦されて、山や海に遺棄されていました。当初捜査は難航していましたが、別件から逮捕されたエドモンド・ケンパーが連続殺人の自供を始めたことにより事件が進展しました。

犯人は警察官が仕事帰りに通うバーの常連で、人当たりが良かったために警察官と親しくしていたといいます。「母親を殺した」と自首してきたのがきっかけで逮捕。ケンパーは日ごろから殺害に対する妄想を持っており、現実でも被害者の頭部などを使って屍姦後に遺体を遺棄したと供述しています。

サンタクルーズという小さな町で異常な事件が起こった
出典:Wikipedia

最後に殺害した母親も、遺体をバラバラにした後に頭部を使って屍姦したそうです。逮捕後本人は死刑を望んでいましたが、一時的に死刑が停止されていたために終身刑を言い渡され現在も服役しています。

13位:山岳ベース事件 | 森恒夫・永田洋子 – 1971~1972年

連合赤軍内で酷いリンチが行われていた
出典:脳内バックパッカー

1971〜1972年にかけて連合赤軍が群馬県の山中のアジトで起こしたリンチ殺人事件です。犯人は森恒夫・永田洋子ほか合計29名のメンバーで、その中の12名が死亡しています。組織内では「総括」と呼ばれる暴行を加えていました。

総括とは最高幹部の森恒夫が、殴って気絶させることにより目覚めたときに別の人格に生まれ変わり、「共産主義化」した真の革命戦士になれるという考えから始まったものでした。総括は日に日にエスカレートし遂に死亡者が出るも、森は「総括できなかったための敗北死」と捉え、方針を改めず死者が続出することとなったのです。

主犯の一人、永田洋子
出典:OKWAVE

12名のメンバーの中には兄弟だった人や、妊娠している人もいたといいます。結局連合赤軍のメンバーはあさま山荘に立て籠るも最後は逮捕されました。幹部だった森恒夫は東京拘置所で自殺し、永田洋子は死刑が確定しましたが、執行前に脳腫瘍で獄死しています。

あさま山荘事件とは?概要から原因、与えた影響まで分かりやすく解説

12位:北九州監禁殺人事件 | 松永太・緒方純子 – 2002年

松永太と緒方純子
出典:ne4678のブログ

2002年に福岡県で発覚した7人が監禁・殺害された事件です。17歳の少女が監禁先から逃げ出して事件が発覚、犯人の松永太と内縁の妻・緒方純子が逮捕されました。松永は自作の電気ショックを与える道具を作り、住人たちに「通電」と呼ばれる虐待をしていました。

松永は「通電」の他に様々な虐待をし、監禁した人たちをマインドコントロール下に置いています。そして家族同士でお互いに拷問するように仕向け、自分の手は一切汚さずに7名を殺害しました。

事件の相関図
出典:ne4678のブログ

松永は逮捕後も「無実」を主張し、最高裁で死刑を宣告された後も無実を言い張り遺族への謝罪もないといいます。緒方は一審で死刑判決を受けていますがその後上告し、被害者でもあったことが考慮され無期懲役に減刑されました。

11位:華城連続殺人事件 | イ・チェンジェ – 1986~1991年

イ・チェンジェ
出典:映画.com

華城連続殺人事件は韓国で、1986~1991年までの間に10代から70代までの10名が殺害された事件です。事件は時効を迎えていましたが、2019年に犯人が別の刑で服役中のイ・チェンジェだと判明しています。

10名はいずれも華城市近辺で被害にあっており、中にはストッキングで手を縛られて強姦されている女性も複数いました。見つかった遺体は下半身のみ裸にされているものや、被害者の陰部に所持品であるボールペンやフォーク、傘などが刺さっていたといいます。

事件現場
出典:HARYU

事件は何人か容疑者が浮上し、中には過酷な取り調べにより死亡したり、拷問のストレスで釈放後に自殺した人物もいました。しかし2006年に時効が成立してしまったものの、2019年にDNA調査により犯人が特定。しかし時効が成立してしまっているために罪に問えず、警察の捜査の杜撰さも指摘されているようです。

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FBI

ジェフリーダーマーは黒人の少年が好みだった訳では有りません。地域柄 ゲイバーで出逢う相手として黒人の確率が高かった事が主な理由です。本来なら同じ人種のハンサムな青年が好みだったと語っています。

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