12位:全員死刑-2017年
全員死刑は2017年に公開された映画です。借金で苦しんでいる家族を救うため、タカノリは兄のサトシと近所の資産家を襲撃。財産を盗む計画を立てます。しかし、2人はうっかり資産家の息子を殺害しました。そこから、タカノリの家族は資産家一家の家族と友人を次々と殺害。家族愛を合言葉に、家族は暴走していきます。
元になった事件
この映画の元になった事件は、大牟田4人殺害事件です。この事件は2004年に起きました。犯人の暴力団組長一家は金銭目的のため、知人の闇金融業者の家族と友人を殺害。遺体を川に流しました。この事件で一家4人は死刑を言い渡されます。また、家族全員が死刑となった特殊な事例でもあります。
みんなのレビュー
今通知見てたら全員死刑の感想、小林監督にリツイートされてた((( ´ºωº `)))
これはアレですな?余計なこと言うと殺っちゃうよ?的な……(((゚Д゚)))ガタガタ
まだ小林監督の作品あまり観たことないので近いうちに追っかけます(;´∀`) pic.twitter.com/aNGTinS5wv
— 7Na7ナッシー🤡 (@8111Robot) June 3, 2018
11位:楽園-2019年
楽園は2019年に公開された映画です。ある夏の日、青田から山間部へ続くY字路で少女の行方不明事件が発生。その12年後にも、同じ事件が起こりました。犯人として疑われた中村豪士は、これを機に村を去りました。その1年後愛犬と暮らす田中善次郎は、村おこしのため奮起。しかし、話がこじれたことで非難を浴びた善次郎は、凶悪な計画を実行に移すのでした。
元になった事件
この映画の元になった事件は、1979年から1996年にかけて起きた北関東連続幼女誘拐殺人事件と2013年に起きた山口連続殺人放火事件です。北関東連続幼女誘拐殺人事件は、女児が連続で誘拐、殺人された事件。犯人は見つかっておらず、未解決事件となっています。山口連続殺人放火事件は、近隣住民との対立から加害者が5人の被害者を殺害し、被害者宅を放火した事件です。加害者はこの事件で死刑を言い渡されました。
犯人がわかっている未解決事件15選!捕まらない理由や最新情報も紹介
みんなのレビュー
10/18公開「#楽園」感想。信じる難しさを描いた「怒り」から3年。本作が示すのは、小市民のどす黒い悪意。
メインは少女失踪事件。だが本当に忌むべきは、人を追い詰める集団心理だ。命を奪うだけが殺人ではない。人生を剥ぎ取り、心を破壊する行為も同様に罪深い。
この映画を裁くのは、観客の手。 pic.twitter.com/e0wXvFwbwW
— SYO (@SyoCinema) August 6, 2019
10位:冷たい熱帯魚-2010年
冷たい熱帯魚は2010年に公開された映画です。後妻と、前妻の娘の板挟みに合いながらも、小さな熱帯魚店を経営していた社本信行。平凡な暮らしをしていた社本に、娘がスーパーで万引きしたとの連絡が入ります。
窮地に追い込まれる社本を救ったのが、大型熱帯魚店を経営する村田でした。そこから社本と村田の交際が始まります。その縁で村田の事業を手伝うことになった社本。しかし、その事業が極悪非道と知ったのは、引くに引けない状況の時でした。
元になった事件
冷たい熱帯魚の元になった事件は、1993年に起きた埼玉愛犬家連続殺人事件です。埼玉県熊谷市のペットショップ・アフリカケンネルの経営者夫婦は、詐欺的な商売でトラブルが絶えませんでした。内容は犬のつがいを法外な値段で売った後、子犬を高値で買うと言いながら、値切り交渉をするといったもの。これに反発する顧客4人を犬の殺処分用の薬品で殺害しました。この事件発覚後、経営者夫婦は死刑を言い渡されています。
みんなのレビュー
「冷たい熱帯魚」感想(2月テアトル新宿)。いやーまーもー露悪にイルに徹した振り切った濃縮圧縮なエネルギーの塊の様な映画だった!いやーもーホント酷い!酷い!(笑)。負の爆発/過激表現では韓国映画に負けっぱなしだった日本映画もこの一作で挽回帳消しな程のインパクト、圧倒的! #eiga
— 1001 (@00oo00oo00oo) May 14, 2011
9位:凶悪-2013年
凶悪は2013年に公開された映画です。スクープ雑誌新潮24へ送られた死刑囚須藤からの手紙をきっかけに、凶悪な事件の全貌が明かされました。記者の藤井は、須藤の告発の裏を取るために須藤と会います。そして、須藤から殺人事件の首謀者の存在を知った藤井は、木村と呼ばれる人物を追い詰めるべく取材に没頭するのでした。
元になった事件
凶悪は、1999年に起きた上申書殺人事件を元に作られました。上申書事件は、茨城県で起きた3つの殺人事件を巡り、首謀者が告発された事件です。死刑囚で暴力団組長の後藤が、報酬金の受け取りで揉めたことをきっかけに、首謀者で不動産ブローカーの三上を告発。これにより、三上は無期懲役、後藤は懲役20年を言い渡されました。
みんなのレビュー
胸糞映画生活5日目
作品:凶悪
感想:結構暗い映画。めっちゃ面白いわけではなかったし全然胸糞じゃなかった。あと別にグロくもないのにこの映画がR-15やったのがなぜかわからない。期待し過ぎたね。 pic.twitter.com/ligS4Sv3AG— 洗脳 (@chee_gyuu) November 9, 2020
8位:MOTHERマザー-2020年
MOTHERマザーは2020年に公開された映画です。若くして息子の周平を産んだシングルマザーの三隅秋子。周平を駒のように使い、秋子は詐欺まがいの行為で金を得ていました。しかし、金が底を尽きた秋子は周平に自身の両親を殺害し、金を奪うことを指示します。秋子に従順な周平は、ためらいながらも殺人を実行するのでした。
元になった事件
この映画は2014年に起きた川口祖父母殺害事件を元に作られています。この事件は浪費癖の激しい母親を持つ息子が、お金欲しさに母方の祖父母を殺害した事件です。母親に振り回されて殺人を犯した息子が不憫でなりません。この事故で息子に懲役15年、母親に4年6ヶ月が言い渡されました。
みんなのレビュー
現在公開中の映画『MOTHER マザー』を見てきた感想です。
耐性のある人はぜひ劇場で観てください。
体感で言うとJOKERの8倍くらいつらかったです。 pic.twitter.com/GCToXHeMJX— オリスケ (@brava_novel) July 4, 2020
7位:空白-2021年
空白は2021年に公開した映画です。スーパーで万引きしようとした女子中学生・添田花音。しかし、それを見ていた店長の青柳直人に見つかり、花音は逃走。追いかけられていく内に、花音は車に轢かれ死亡しました。そして、花音の父親の充は娘の無実を証明するため、直人や事件に関わった人々を追い詰めていくモンスターと化していきました。
元になった事件
この映画は2003年に起きた川崎中学生万引き死亡事件が元になっています。この事件は、書店で万引きをした男子中学生を店長が事情聴取。黙秘している中学生に店長は警察を呼びます。そして、パトカーに連行される瞬間、中学生が遮断機の下りた踏切に侵入。電車に轢かれ死亡した事件です。この事故後、中学生を死に追いやった書店に相次いで苦情や抗議が起きました。その結果、店長はノイローゼになり、書店を閉店するまで追い詰められました。
みんなのレビュー
【映画感想文】#空白
『脇役の迫力❗️』僕がこの映画で語りたいのは、話の筋でも、主役の俳優さんのお芝居でもない。
脇を固める女優さんたちである👍
素晴らしいお芝居をされ、こんだけ脇を固められたら攻め入る隙がない👨👨👦👦#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/RuppCKddXd
— 神水祐人(かみずゆうと) (@yu_toKamizu) February 23, 2022