【尾崎豊クイズ#2】26歳で生涯を終えた伝説のミュージシャン。

尾崎豊は1984年に自身初となるライブツアー「LIVE HOUSE APPEARANCE」を開催することになりました。6大都市を巡る大規模なツアーとなり、このツアーを敢行した際、尾崎は19歳でした。

尾崎豊は「社会への反抗」を歌うテーマの曲が多かったため、マスコミからは「10代の教祖」と呼ばれるようになりました。

1985年には初の野外単独ライブを開催することになります。この時、開催場所となった大阪球場には25000人以上もの観客が押し寄せました。

1985年に発表された「卒業」には「夜の校舎、窓ガラス壊してまわった」というフレーズが収められており、この歌詞が過激であるとして話題となりました。

尾崎豊は人気がうなぎ登りになっていきましたが、次第に自身の人間としての成長と音楽作品の方向性に悩むようになり、福岡国際センターでのライブを最後に無期限活動休止を発表する事になるのでした。

1987年の12月に覚醒剤使用の疑いが浮上し、覚醒剤取締法違反により逮捕されることとなります。翌年の2月に判決が下され、懲役1年6ヶ月、執行猶予3年が言い渡されました。

尾崎豊は覚醒剤取締法による逮捕から復帰後、「太陽の破片」を発表します。これが大ヒットとなり、フジテレビ系列「夜のヒットスタジオ」に出演することとなりました。これが最初で最後のテレビ出演となります。

1988年の9月には東京ドームでライブを開催し、大阪球場での観客動員数をはるかに上回る56000人の人数を集めたのです。

尾崎豊は1988年に一般人女性と結婚し、1989年には息子・尾崎裕哉が誕生しました。尾崎裕哉は父・豊の後を継いでシンガーソングライターとして活動しています。

尾崎豊は1991年に斉藤由貴との不倫が報じられました。3月に雑誌の対談で面会した2人はそのまま不倫関係へともつれ込むことになりましたが、同年の10月には解消したことが伝えられています。