【竹中半兵衛クイズ#3】秀吉を支えた若き天才軍師。

金ヶ崎の合戦から約2か月後に開戦した姉川の戦い。信長・家康軍は13000以上の軍を率い、朝倉・浅井連合軍を打ち破ることに成功。この結果、信長は浅井・朝倉と和睦を結びつつ、浅井・朝倉を援助する比叡山延暦寺を焼き討ちするなど周辺勢力の掃討を始めることになりました。

長浜城は、浅井家が所領していた北近江の地に築かれた新たな城で、琵琶湖の近くに築かれた平城となっています。また、長浜城建築の際に、小谷城下にあった城下町をそのまま移設したという逸話が残っております。

三方ヶ原の戦いは、徳川家康と武田信玄によって開戦した合戦で、現在の静岡県浜松市北区三方原町付近で行われました。上洛を目指す武田軍を食い止めるために徳川軍が出陣するも、返り討ちに会い、結局武田群の進軍を許してしまう結果となりました。画像は、この時の敗戦を忘れないようにということで描かれた家康の肖像画です。

長篠の戦いは、1575年に信長・家康連合軍と武田軍によって開戦した合戦で、現在の愛知県新城市長篠付近で行われました。当初は信玄の死後、家督を継いだ武田勝頼と徳川軍による抗争が激化し、結果、同盟者であった信長自身が参戦することになりました。

この戦いにおいて、信長は新戦力である火縄銃を3000丁を配備し、当時最強と恐れられていた武田騎馬隊に対し、三段構えという戦法で、騎馬隊を打ち崩すことに成功し、勝利を収めました。ですが、実際は三段構えは不可能とする説など、諸説あります。

安土城は近江国蒲生郡安土山、現在の滋賀県近江八幡市安土町下豊浦に現存していた山城で、信長の最後の居城として有名な城です。非常に煌びやかで、豪華絢爛な城として、宣教師などにより紹介されていましたが、本能寺の変後、何者かによって火が放たれ、焼失してしまいました。

毛利氏は、安芸の国人領主として鎌倉時代から統治していた武士であり、毛利元就の時代に、戦国大名として急成長した大名です。秀吉が中国攻めを任ぜられたときは、毛利輝元が毛利家の家督を継いでおりました。

黒田孝高は近江の出身であり、姫路城を居城としていた武将・黒田職隆の元に生まれました。軍事的才能が優れており、半兵衛と共に「両兵衛」として、秀吉を支えた参謀として名高い武将です。

三木合戦は、中国攻めの一環として行われた合戦で、別所長治の居城である三木城を取り囲み、兵糧攻めで攻め落とした城攻めです。この戦いの最中に、半兵衛は病のために36歳という若さで、逝去しました。

太閤記は、秀吉を中心にした伝記作品で、竹中半兵衛などの家臣の活躍なども描いております。元々は儒学者である小瀬甫庵が記述した「甫庵太閤記」の事を指していましたが、現在では秀吉の伝記作品やドラマなどを総称する際に用いられることがあります。