津田梅子は何した人?生涯・年表まとめ【功績や性格、名言も紹介】

津田梅子の関連作品

おすすめ書籍・本・漫画

続いて津田梅子の関連作品について紹介していきます。こちらのページにも津田梅子関連の書籍を紹介していますので、参考にしてくださいね。

津田梅子をよく知れるおすすめ本6選【伝記から漫画まで】

今回はこちらのページで紹介していない書籍を紹介していきます。

梅と水仙

こちらは津田仙と梅子の波瀾の生涯を描いた歴史小説です。梅子の小説はいくつかあるものの、この小説は父親についても詳しく書かれており、梅子と仙の親子の伝記という内容です。

幕末における仙の立場や苦労を知る事で、梅子を何故岩倉使節団に随行させたのかが良く分かります。文章も読みやすくおススメです。

近代日本を創った7人の女性

明治から昭和にかけて日本では男尊女卑が当然の時代でした。本書では近代日本の創設に大きな功績を残した「津田梅子・羽仁もと子・福田英子・下田歌子・吉岡彌生・岡本かの子・山田わか」の7人について紹介しています。

どの女性も、いつか朝ドラのモデルになる可能性がある程に魅力的に感じる事でしょう、

お札に描かれる偉人たち 渋沢栄一・津田梅子・北里柴三郎

2024年に新たな紙幣の肖像となる津田梅子・渋沢栄一北里柴三郎について学べる1冊です。1人につき70P。短めの伝記といった内容ですが良くまとめられており、生涯を知る上ではオススメの1冊です。

2024年に向けて、この3人の足跡を知りたい時に手に取ってはいかがでしょうか。

おすすめの動画

知ってるつもり?!  津田梅子

かつて放送されていたTV番組「知ってるつもり?!」ですが、トーク部分はカットされています。1991年に放送されており、時期は古いものの詳しくまとめられています。本は苦手と思う方に観て欲しい動画ですね。

誰なの?10分でわかる新紙幣の人物!渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎クイズ

東大クイズ王・伊沢拓司によるクイズ動画。津田梅子だけでなく、お札にちなんだ雑学も学べます。内容は意外と専門的ですが、解説者達のトークが軽快なので、スッと頭に入ります。

1人ではなく、大人数で盛り上がりながら観たい動画です。

大山捨松の生涯 ~その情熱と志~

こちらは梅子ではなく、年表でも紹介した大山捨松についての動画です。彼女もまた数奇な人生を歩んだ女性でした。もちろん津田梅子も動画の中に出てきます。

留学生達がどのような道を歩んだのか、この動画を観て知って欲しいですね。

おすすめの映画

レオニー

彫刻家であるイサム・ノグチの母であり、ジャーナリストでもあったレオニー・ギルモアの生涯を描いた作品。作品としては「自立して道を切り開き、天才を育て上げたアメリカ女性の生涯」といった内容です。

梅子はレオニーと史実でも友人であり、物語の主要人物として登場。演じているのは原田美枝子であり、流暢や英語も聞く事が出来ます。アメリカから見た日本を知る上でも興味深い内容です。

おすすめドラマ

八重の桜 完全版 第参集 Blu-ray BOX

2013年に新島八重を主役にした大河ドラマです。梅子と共に留学した捨松は八重と同郷の人物でした。物語後半に梅子は八重と共に帰国しています。梅子は河北麻友子が演じており、捨松の親友として登場しました。

花燃ゆ 完全版 第参集 [DVD]

吉田松陰の妹である文を主人公にした大河ドラマです。梅子が登場するのは最終話。文が鹿鳴館の舞踏会に参加する場面でした。華やかな衣装と鮮やかな踊りと、梅子は鹿鳴館を彩る華として登場しています。

余談:「あさが来た」「梅ちゃん先生」は津田梅子のドラマではない

余談ですが、朝ドラの「あさが来た」や「梅ちゃん先生」は津田梅子を主人公にしたドラマと勘違いしている人もいるかもしれません。実はこれらは誤りです。

「あさが来た」の主人公のモデルは広岡浅子であり、「梅ちゃん先生」の主人公の梅子はフィクションです。今のところ梅子を主人公にした朝ドラはありません。生涯独身を貫いた事、留学の期間が長い事が要因でしょうか。

いつか梅子を主人公にした朝ドラが放送されると良いですね。

関連外部リンク

津田梅子についてのまとめ

今回は津田梅子の生涯について紹介しました。梅子は女子教育の先駆者として功績を残した人物であり、新たなお札の肖像に選ばれたのも納得です。

津田塾大学は多くの優秀な生徒を輩出してきましたが、梅子の掲げた目標は達成されたのでしょうか?各国の男女格差をスコア化したジェンダー・ギャップ指数において、日本は153カ国中121位と先進国では最低ランクです。

日本では未だに多くの女性差別が残っているのも事実であり、私達が改善していかなくてはいけない課題でしょう。今回の記事を通じて、津田梅子や日本の女子教育に興味を持っていただけたら幸いです。

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