【石田三成クイズ】秀吉に仕えた頭脳派武将#1

石田三成は地侍であった石田家の石田正継の元で誕生しました。

石田家の家紋は矢が二つ並んでいる「並び矢」という家紋です。家紋とは、その家のシンボルマーク的な物として使われ、特に武士の間で所持しているものに家紋を入れるなど爆発的に流行しました。

「大一大万大吉」は三成個人が使っていた家紋で、言葉の意味として「一人は万人のため、万人は一人のために行動すれば、人々は幸福（吉）に成れる」という意味が込められている、といった説などがあります。ですが、実際はどのような意味があったかはまだ解明されておりません。

三成は、近江国坂田郡石田村（現・滋賀県長浜市石田町）にて誕生し、幼名を佐吉と名乗っておりました。

三成は秀吉に父・兄と共に仕官し、小姓として秀吉の子飼い武将になりました。その後、天下人となっていく秀吉と共に、三成も秀吉の側近として、秀吉の政策を補佐しておりました。

三成は秀吉に父・兄と共に仕官し、小姓として秀吉の子飼い武将になりました。その後、天下人となっていく秀吉と共に、三成も秀吉の側近として、秀吉の政策を補佐しておりました。

秀吉との逸話で、三成は鷹狩りから帰ってきた秀吉へ、最初は大きめのお茶碗にぬるいお茶、次にやや小さめのお茶碗にやや熱めのお茶、最後に小さめのお茶碗に熱いお茶を入れました。これを「三献茶」といい、秀吉はこの気遣いに感銘を受けて、三成を小姓として登用した、という逸話があります。ですが、この話は江戸時代以降にできた創作ではないかという説などもあります。

秀吉の元には、福島正則ら秀吉の母である大政所の従姉妹の子供が子飼い武将として仕官することが多かったのですが、三成は秀吉と縁戚関係は全くありませんでした。

加藤清正は、母親が秀吉の母である大政所の姉妹であったため、幼少期から小姓として秀吉に仕官していた武将です。賤ケ岳の合戦以降、数々の戦で武功を上げ、肥後国19万石以上の大名へと出世しました。現在の熊本城を建設したのも、清正の功績の一つです。

「一文字に三ツ星」を定紋としていたのは毛利元就によって成長した中国の毛利氏です。この時、毛利氏は中国地方をほぼ手中に収めており、信長とは対立関係にありました。