足利尊氏の関連作品
おすすめ書籍・本・漫画
風の群像
足利尊氏を主人公にした歴史小説。南北朝時代という難解な歴史背景も、しっかりと頭に入ってきます。本書の尊氏は家族や家庭を愛する人物として描かれています。この時代について学びたい人にもオススメの一冊です。
足利尊氏
太平記や梅松論や後世の伝承ではなく、信頼できる資料をもとに尊氏の実像に迫った1冊。室町幕府創設に至る過程も、専門的な視点から学ぶ事が出来ます。尊氏について詳しく知りたい人には必須と言える作品です。
逃げ上手の若君
2021年1月より少年ジャンプで連載されている作品です。
主人公は中先代の乱で尊氏と対立した北条時行。尊氏は時行の宿敵として描かれています。本作品の尊氏は皆から尊敬を集める狡猾な策謀家として描かれているため、新たな尊氏像を確立する作品になりそうですね。
単行本第1巻が発売される7月2日以降にリンクを追加させていただきます。
おすすめの動画
足利将軍家シリーズ 室町幕府初代将軍「足利尊氏」
足利将軍家についてまとめたゆっくり解説シリーズ。本作品は鎌倉末期から室町時代のゴタゴタを非常に分かりやすくまとめています。本作品だけでなく各作品も視聴する事で、室町時代の理解が深まる事でしょう。
####【ゆっくり歴史解説】『足利尊氏の最後』戦乱は終わらず
同じく尊氏をテーマにしたゆっくり解説ですが、こちらは観応の擾乱から尊氏の最期に主眼を置いた作品。1時間越えの超大作ですが、それだけ尊氏の生涯が濃密である事の現れです。時間がある時に視聴して欲しい動画ですね。
おすすめの映像作品
太平記
1991年に放送された足利尊氏を主人公にした大河ドラマです。尊氏を演じたのは若かりし真田広之。また直義を演じたのは数々の怪演で知られる高嶋政伸でした。
まだまだ皇室を取り上げるのは難しい時代に、南北朝時代というテーマを選んだのは賞賛に値します。内容的にも最終回はハッピーエンドとは言いがたく、色んな意味で語り継がれる作品です。
歴史秘話ヒストリア
NHKで放送されていた歴史教養番組です。現在はprime video会員から視聴可能です。尊氏を題材にした作品としては2018年5月に放送された「ご存じですか?観応の擾乱 武士の世をつくった兄弟ゲンカ」が挙げられます。
本作品は人間関係を尊氏・直義・高師直に絞り、分かりやすさを追求しています。観応の擾乱の大筋を知りたい人にオススメの内容です。
関連外部リンク
足利尊氏についてのまとめ
今回は足利尊氏の生涯について解説しました。尊氏はそのカリスマ性から多くの武将に好かれた人物です。しかし後醍醐天皇や直義、そして直冬らと対立し、ひいては国内を巻き込む大騒動にも発展しています。
この時代は登場人物もマイナーで、授業でも敬遠されがちです。ただ学べば学ぶほど、混沌とした時代がクセになってきます。尊氏はこの時代を象徴する人物と言えるのではないでしょうか。
今回の記事を通じて足利尊氏の生涯に興味を持っていただけたら幸いです。