日本の有名作曲家7選
滝廉太郎
滝廉太郎は、西洋音楽が日本へ流入してきた明治時代に活躍した作曲家です。彼は「お正月」や「雪やこんこん」、「鳩ぽっぽ」などの有名な楽曲を制作した人物として知られています。
しかし、彼は若くして肺結核を患ってしまい、25歳で死去してしまいました。そのため、現存する作品数は34曲とあまり多くは残っていません。
滝廉太郎とはどんな人?生涯・解説まとめ【性格や代表作品、死因や都市伝説についても解説】
伊福部昭
伊福部昭は、日本の民族性を突き詰めた重厚で力強い音楽性が特徴的な大正生まれの作曲家です。彼は「ゴジラ」を始めとした映画音楽の作曲者として知られており、現代でも広く認知されている楽曲を多数制作しています。
映画の世界観を巧みに表現する彼の素晴らしい音楽こそ、「ゴジラ」が世界的な人気怪獣映画となった理由の1つと言えるでしょう。
古関裕而
古関裕而は5000曲に及ぶ楽曲を制作した20世紀の日本を代表する作曲家です。彼は「オリンピック・マーチ」や「栄冠は君に輝く」などのスポーツを題材とした行進曲や応援歌を多く作曲しています。
また、阪神タイガースの応援歌「六甲おろし」や、読売ジャイアンツの応援歌「闘魂こめて」も古関裕而が制作した楽曲です。しかし、彼自身はプロ野球に対してあまり興味を持っていませんでした。
古関裕而とはどんな人?生涯・年表まとめ【代表作品や軍歌、家族構成、死因について解説】
菅野よう子
菅野よう子は、数々のアニメやCMにおける楽曲を制作した宮城県出身の作曲家です。特にアニメ業界では多数の有名作品に携わっており、「攻殻機動隊」や「カウボーイビバップ」、「創聖のアクエリオン」などの音楽制作を担当しています。
そのような名曲が積み重なり、彼女は東京アニメアワードにおけるアニメーション・オブ・ザ・イヤー音楽賞や平成アニソン大賞の作曲賞を受賞しました。
すぎやまこういち
すぎやまこういちは、国民的RPG「ドラゴンクエスト」の音楽制作を担当している日本の作曲家です。代表曲「序曲」は、54年と5分で完成した曲であると本人は語っています。
また、彼は東京競馬場や中山競馬場で使用されているファンファーレの作曲者でもあります。他にも、西城秀樹やキャンディーズなど様々なアーティストに楽曲を提供しました。
久石譲
久石譲は、宮崎駿監督が制作するジブリシリーズの長編アニメ映画において音楽を担当している作曲家です。彼は映画「風の谷のナウシカ」以降、全てのジブリ作品の音楽を手掛けてきました。
また、彼は独自の音楽性を活かしてソロ活動も行っており、クラシック音楽を中心に様々な名曲を生み出し続けています。その中には、自らがボーカルを担当する楽曲も含まれています。
坂本龍一
坂本龍一は、クラシック音楽や映画音楽のジャンルを中心に世界で活躍している日本のミュージシャンです。彼は俳優としても活動しており、映画「戦場のメリークリスマス」では音楽制作を担当しながら役者としても出演しました。
また、彼は音楽プロデューサーとしての一面も持っており、多くのアーティストに楽曲を提供しています。
有名作曲家に関するまとめ
今回は30人の有名作曲家について解説しました。
人生に彩りを添える素敵な娯楽として、時代を問わずに存在し続けているのが音楽です。彼らは数々の素晴らしい音楽を作曲し、世界中に感動ややすらぎを届けてくれています。彼らの作品は人類史にとって宝のようなものであり、絶やしてはならない重要な文化です。
この記事では日本や世界で活躍する30人の有名な作曲家をご紹介しましたが、それぞれの作曲家についてより詳しく調べてみると新たな音楽との出会いが待っているかもしれません。
それでは長い時間お付き合いいただき、誠にありがとうございました。