世界の凶悪事件ランキングTOP30【最悪の猟奇殺人も紹介】

25位：ハンバーガー司祭殺人事件

アメリカで1986〜1987年にかけ、黒人女性を「自分の子供を産ませるため」に監禁。6人の売春婦の女性を監禁し、強姦・暴行の末に2名死亡させています。1971年に「神のしもべ統一教会」という宗教団体を設立し、スラム街の子供たちにマクドナルドのハンバーガーを与えていたために「ハンバーガー司祭」と呼ばれていました。

犯人は女性たち6名を地下室に監禁し、鎖で繋ぎ強姦。暴行の末に2名を死亡させています。そして監禁された1名が隙を見て逃げ出し、事件が発覚。逮捕されたハイドニックは死刑が確定し、1999年に執行されています。

24位：フリッツ・ハールマンの殺人事件 – 1919～1924年

ドイツで若い浮浪者や男娼を狙って、少なくとも24名（本人自供は48名）を殺害された事件です。犯人はフリッツ・ハールマンという精肉店の人物で、部屋に連れ込んで性行為の途中に、犠牲者の首を嚙み切って殺害したといいます。噂で確証は無いものの、人肉を豚の缶詰として販売していたといいます。

また同棲相手の男性がおり、その人物は犠牲者の服を安く売りさばいていました。結局白骨遺体の発見により、ハールマンは逮捕されてしまいます。ハールマンは1924年に死刑判決を受け、1925年にギロチンにより刑が執行されました。

23位：ジェームス・バルガー事件 – 1993年

1993年2歳のジェームス・バルガ―君が、誘拐され無残に殺害された事件です。犯人は10歳の少年ジョン・ヴェナブレスとロバート・トンプソンという2名で、ジェームス君を暴行して殺害した上に、事故死に見せかけるために線路上に遺体を起き轢死に見せかけています。

2人がジェームス君といる目撃談があったことと、防犯カメラの映像が決め手となり逮捕されました。10歳の子供の犯罪ということで、2人は懲役8年の刑が下り、2001年に出所。判決が軽すぎるという意見が多く、イギリスの少年犯罪の問題が浮き彫りになった事件でした。

22位：ゴードン・ノースコット事件（ワインヴィル養鶏場殺人事件） – 1926～1928年

1926〜1928年にかけてアメリカで起こった少年連続誘拐殺人事件です。犯人はゴードン・ノ―スコットという養鶏場を経営している21歳の男で、立件されたのは3名ですが、実際は20名ぐらい殺害しているだろうといわれています。

犯人は養鶏場で誘拐してきた少年を強姦し、時には少年を同じような性的嗜好者に貸し出していたそうです。そして飽きたら撲殺し、生石灰で溶かし養鶏場周辺に遺棄していました。目撃者の証言により逮捕された犯人は、死刑を宣告され1930年に死刑が執行されています。

21位：ペーター・キュルテンの殺人事件 – 1892～1930年

ドイツで1892〜1930年までで、少なくとも9名（本人の自供では約80名）が殺害された連続殺人事件です。犯人はペーター・キュルテンという男で、人を殺害することで快感を得る快楽殺人犯でした。最初の殺人は9歳の頃だったといい、それから殺人を繰り返し1929年には8名を殺害しています。

最後は少女を強姦したものの殺害はしなかったために、キュルテンの犯行が発覚。逮捕後は9件の殺人と7件の殺人未遂で起訴され、死刑が確定しています。そして1932年にギロチンで刑が執行されています。最後の言葉は、

「私に残された最後の望みは、自分の首が切り落とされ、血飛沫を噴き出す音をこの耳で聴くことです」

だったといいます。

死刑囚の最後の言葉ランキング100選【日本&海外】