日本一悲しい事件ランキングTOP30

20位:寝屋川監禁死事件(監禁)-2017年

監禁の発覚した住宅
出典:NEWポストヘブン

寝屋川監禁死事件は、57歳の父親と55歳の母親が、33歳の長女を監禁死させた事件です。長女は統合失調症と自閉症を発症しており、両親は2007年頃から長女を二重扉が設置された、自宅内のプレハブの小部屋に監禁し続けました。

プレハブの広さはわずか畳一枚分。何年も経つと食事は1日1回。衣類は着せず、歯磨きもさせていませんでした。死亡後の解剖結果では、長女の身長は145cmで体重は19kg。歯はボロボロで、膝は真っ直ぐに伸びなかったのです。

2020年3月に、夫婦に懲役13年の判決が言い渡されます。取り調べで発覚したのは、夫婦が親として尽力した姿ではなく、親としてはあまりにも未熟で幼稚な考え方でした。長女が衣類を嫌がれば服を着せず、娘との交換日記は1ヶ月で辞めてしまいます。

遂には、唯一長年続けていた座敷牢の管理すら投げ出してしまい、長女は亡くなりました。精神疾患を抱えた子供の親は、本当に大変な思いをしています。ただこの事件の背景には、親自身の資質の問題も大きいと言えるのです。

19位:大阪2児餓死事件(育児放棄)-2010年

子供を餓死させた下村早苗
出典: 文藝春秋digital

大阪2児餓死事件は、2010年7月に大阪西区のマンションで発覚した育児放棄による餓死事件です。同年6月中旬、風俗店に勤務していた下村早苗は、3歳の女児と1歳9ヶ月の男児を風俗店が管理していたマンションに放置して家出しました。

下旬に下村が帰宅した時点で、子供達は既に死亡していましたが、下村は警察等に相談する事なく、再び家出しています。事件が発覚するのは7月30日の事であり、翌日に下村は逮捕されました。結果的に下村には、懲役30年の判決が下っています。

2007年の苫小牧幼児死体遺棄事件や、2014年の厚木5歳児白骨遺体事件など、育児放棄による凄惨な事件は数多くあり、事件の背景には、母親が幼少期に受けた虐待が影響しているとされます。負の連鎖を断ち切らないと、同じような事件は起こりうるのです。

18位:医学部9浪女子・母親バラバラ殺人事件(教育虐待)-2018年

過干渉もまた一つの虐待である
出典:ガールズチャンネル

医学部9浪女子・母親バラバラ殺人事件は、2018年3月に発生したバラバラ殺人事件です。医者になる事を強要した母親は、娘に9年にわたり大学受験を強要します。母親は娘を監視下に置く為、一緒に入浴を行い、携帯電話も取り上げていたのです。

娘は3度にわたり家出をしたものの、その都度母親が雇った探偵に連れ戻されています。娘は9浪の末に、看護学科に進学しますが、母親は娘が医者に近い立場である助産師になる事を強要。内定した就職先を辞退するよう迫ったのです。

母子家庭であり、長年の重圧に押し潰された娘は母親を殺害し、遺体を近くの川に遺棄しました。殺人は許される事ではないものの、娘が追い詰められていたのは事実。結果的に懲役10年と、殺人と死体遺棄を考慮すれば比較的軽い判決が言い渡されます。

親が子に、行き過ぎた教育やしつけを行う事は「教育虐待」と呼ばれています。浪人生だった息子が、両親を殺害した神奈川金属バット両親殺害事件など、似たような悲しい事件はたびたび起きているのです。

17位:三重小2失踪事件(失踪・拉致)-1991年

送り届けられた怪文書
出典: 古書蒐集日記

三重小2失踪事件は、1991年3月に発生した失踪事件です。当時8歳の加茂前ゆきちゃんが、行方不明となり現在も消息はわかっていません。事件から数年後に自宅に届けられた怪文書は、その不気味さから「検索してはいけない言葉」とも言われています。

ミゆキサンにツイテ
ミユキ カアイソウ カアイソウ
おっカアモカアイソウ お父もカアイソウ
コンナコとヲシタノハ トミダノ股割レ
トオモイマス

股ワレハ 富田デ生レテ 学こうヲデテ
シュンガノオモテノハンタイノ、パーラポウ
ニツトめた
イつノ日か世帯ヲ持チ、ナンネンカシテ
裏口ニ立ツヨウニナッタ
イまハー ケータショーノチカクデ
四ツアシヲアヤツツテイル

ツギニ
スズカケのケヲ蹴落シテ、荷の向側のトコロ
アヤメ一ッパイノ部ヤデ コーヒーヲ飲ミナ
ガラ、ユキチヲニギラセタ、ニギッタノハ
アサヤントオもう。
ヒル間カラ テルホニハイッテ 股を大きく
ワッテ 家ノ裏口ヲ忘レテ シガミツイタ。

モウ股割レハ人ヲコえて、一匹のメス 
にナッテイタ。
感激ノアマリアサヤンノイフトオリニ動い
タ。ソレガ大きな事件トハシラズニ、又カム
チャッカノハクセツノ冷タサモシラズニ、ケッカハ
ミユキヲハッカンジゴクニオトシタノデアル
モウ春、三回迎エタコトニナル
サカイノ クスリヤの居たトコロデハナイカ
トオモウ

ダッタン海キョウヲ、テフがコエタ、コンナ
平和希求トハチガウ
ミユキノハハガカ弱イハネヲバタバタ
ヒラヒラ サシテ ワガ子ヲサガシテ、広い
ダッタンノ海ヲワタッテイルノデアル

股割れは平気なそぶり
時ニハ駅のタテカンバンニ眼ヲナガス
コトモアル、一片の良心ガアル、罪悪ヲ
カンズルニヂカイナイ
ソレヲ忘レタイタメニ股を割ってクレル
オスヲ探しツヅケルマイニチ

ヤツザキニモシテヤリタイ
股割レ。ダ。ミユキガカアイソウ
○我ガ股ヲ割ルトキハ命ガケ
コレガ人ダ コノトキガ女ノ一番
トホトイトキダ

出典:マトリョーシカ 凶悪事件の事件簿

怪文書の中にある「ダッタンノ海」というフレーズは、韃靼海峡(間宮海峡)だと推測されています。カタコトの文章から、怪文書を書いたのは外国人だとされ、「ゆきちゃんは北朝鮮に拉致されたのではないか」と主張する人もいるのです。

ゆきちゃんに限らず、2019年に起きた山梨キャンプ場女児失踪事件など、失踪事件は後を絶ちません。愛していた子供が急に失踪していなくなる。それはとても悲しい出来事です。

16位:佐世保小6女児同級生殺害事件(SNSトラブル)-2004年

事件が起きた佐世保市立大久保小学校
出典:Wikipedia

佐世保小6女児同級生殺害事件とは、2004年6月に長崎県佐世保市にある市立小学校で起きた女子児童殺害事件です。加害者は同級生の女子児童であり、被害者も加害者もまだ10代になったばかりでした。

犯行動機は人間関係によるトラブル。被害者の女子児童とは電子掲示板などで交流するなど、事件前まで仲は良かったといいます。しかし、些細なことからウェブサイト上で喧嘩になり、最終的に学校で被害者をカッターナイフで殺害。遺族はもちろんのこと、現場を見た関係者もトラウマになるほどの惨劇でした。

家庭裁判所では加害者の女子児童に対して、同年代と比較したところ人格的に未熟な所があるが障害ではない判断。自立支援施設への送致ならび2年間の行動制限を言い渡しました。

加害者の女子児童は反省の態度を見せ、施設でも真面目に過ごし、2008年に自立支援施設を退所しています。この事件により、インターネット上でのモラル対策や少年法の改めた見直しが行われました。

1 2 3 4 5 6

29 COMMENTS

匿名

荒れてるなあ、wこういう忘れちゃいけない事件をまとめてくださってる方に対して失礼だとおもわんのかね。つまんないと思うなら大人しく帰ればいいのにw

返信する
Gutty

この記事マジでおもんないーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

返信する

コメントを残す