日本一悲しい事件ランキングTOP30

10位:市川一家4人殺害事件(少年犯罪)-1992年

犯人の関光彦
出典:じゅんじゅんトレンドエリア

市川一家4人殺害事件は、1992年3月に千葉県市川市のマンションで起きた強盗殺人事件です。当時、19歳だった犯人の関光彦は、会社役員の家族が住むマンションに侵入し、4人を殺害。長女を強姦した末に、金品を強奪しています。

関は当時は未成年だったものの、2001年12月に死刑が確定。2017年12月に刑が執行されました。関は「自分は未成年だから死刑にならない」と考えていたフシがあり、アテが外れた事になります。

1999年の光市母子殺害事件、2010年の石巻3人殺傷事件など、凄惨な事件であれば未成年でも死刑判決が下る事は多々あります。いずれの事件でも、被害者の遺族は生涯にわたって苦しみを背負い続けます。

市川一家4人殺害事件で唯一生き残った長女ですが、2004年に結婚し、亡き両親が移住する事を夢見てきたヨーロッパに旅立ちました。前を向いて歩き続けた事が、せめてもの救いかもしれません。

9位:山口連続殺人放火事件(限界集落)-2013年

犯人が窓に書いた貼り紙
出典:日本は大丈夫!?  

山口連続殺人放火事件は、2013年7月に山口県周南市大字金峰で5人が殺害された事件です。当時この金峰地区は、人口わずか8世帯14人の限界集落。犯人の保見光成は、1994年に両親の介護で川崎市からこの地に帰郷し、周囲との交流もあったようです。

しかし2002年に両親が亡くなると、周囲との関係性は悪化。徐々に被害妄想が見られるようになり、事件を起こしたのです。保見は住宅2棟を放火。計4軒の住宅から5人の遺体が発見され、逃走していた保見も6日後に逮捕され、後に死刑判決が下りました。

保見は、「地域の住民から嫌がらせを受けていた」と述べるものの、地域住民はそれを否定。双方の意見に食い違いが見られており、真実は分かりません。ただ日本の村には、その地域特有の村社会があります。

村八分にされた住民が、似たような事件を起こす可能性は否定できません。保見が誰にも悩みや苦悩を話せないままに事件を起こしていたとするなら、これもまた悲しい事件と言えるでしょう。

8位:名張毒ぶどう酒事件(冤罪)-1961年

冤罪の可能性が高い奥西勝死刑囚
出典:高橋いさをの徒然草

名張毒ぶどう酒事件は、1961年3月に三重県名張市の葛尾地区の公民館で起きた殺人事件です。懇親会で出されたぶどう酒に、毒物が混入されており17人が中毒症状を起こし、5人が死亡。妻と愛人が犠牲者だった事から、奥西勝という人物が逮捕されます。

1972年に奥西に死刑判決が下るものの、脅迫による自白、証言との矛盾などの疑問点も多く、「ほぼ冤罪」であると考えられています。奥西は、9回も再審請求を申し立てるものの、全て却下。43年もの間、死刑が見送られる中、89歳で死去しました。

1948年の帝銀事件、1967年の布川事件等、冤罪が濃厚な事件は多々あります。奥西が冤罪なら、奥西は妻が殺害された犠牲者です。にもかかわらず死刑囚の汚名を着せられ、死刑囚のまま死去する。それはとても悲しい話だと言えるでしょう。

7位:熊谷連続殺人事件(移民)-2015年

ペルー国籍のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン
出典: BS朝日

熊谷連続殺人事件は、2015年9月に熊谷で男女6人が殺害された事件です。警察署から脱走した、ペルー国籍のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタンは、地域住民の男女6人を殺害。自殺を図り、事件を起こした住宅から飛び降りたもの、一命を取り留めました、

ジョナタンの兄は、ペルーで25人を殺害した殺人鬼でした。彼は兄の殺害現場を目撃した事、兄が殺人鬼である事が日本の職場に知られた事で精神的に不安定になったと判断され、2020年9月に死刑ではなく、無期懲役が確定したのです。

この事件では、小学生の女児2人と母親も殺害されています。母親は生前に、エンディングノートを書いており、葬儀には「星に願いを」を流して欲しい、「娘の写真を棺桶に詰めて欲しい」と書いてありましたが、警察がノートを差し押さえており、夢は叶いませんでした。

警察がジョナタンを脱走させた事、それを地域住民に通達しなかった事は大きな落ち度です。日本は世界有数の移民大国です。2020年末には、不法滞在のベトナム人が無免許運転で死亡事故を起こす事件が起きています。

移民全員が悪いという事はありません。ただ法を悪用する人も、確実に紛れ込んでいます。移民による悲しい事件は、今後も起こりうるかもしれません。

6位:東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件(小児性愛者)-1988年

事件を起こした宮崎勤
出典:Another Heaven

東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件は、1988年から1989年にかけて発生した誘拐殺人事件です。4人の女児が誘拐され、皆が後に遺体で発見されます。犯人の宮崎勤は、遺体の一部を家族に送る、犯行声明を出す等の行動を繰り返し、7月に逮捕されました。

宮崎は、暴力的、性的、猟奇的なビデオを多く所有していました。マスコミは、宮崎をロリコンやオタクと報道した為、「有害コミック騒動」が加熱化。様々な媒体で、創作物に対する性的描写の規制が進みました。

宮崎を、小児性愛者と主張する人もいますが、精神鑑定医からは、彼は代替的に幼女を狙ったと判断されています。とはいえ、奈良小1女児殺害事件を起こした小林薫等、小児性愛者とされる人物が過去に事件を起こしています。

小児性愛者が小児性犯罪者にならないよう、治療や支援が適切に行われるようになれば、一連の悲しい事件は防げるのかもしれません。

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29 COMMENTS

匿名

荒れてるなあ、wこういう忘れちゃいけない事件をまとめてくださってる方に対して失礼だとおもわんのかね。つまんないと思うなら大人しく帰ればいいのにw

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Gutty

この記事マジでおもんないーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

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