日本一悲しい事件ランキングTOP30

15位:旭川女子中学生いじめ凍死事件(いじめ)-2021年

北星中学校で事件は起きた
出典:Wikipedia

旭川女子中学生いじめ凍死事件は、2021年2月に真冬の旭川で女子中学生がいじめのトラウマが原因で死亡した事件です。被害者は、2019年4月に旭川市立北星中学校に入学した頃から、いじめを受け始めます。

被害者はわいせつ画像の送信を脅迫された上、その画像はLINEグループに拡散されました。その他にも、自慰行為を強要される等の性的ないじめを受けています。6月に被害者はいじめグループ10人近くに囲まれ、ウッペツ川へ飛び込んだのです。

後にいじめが発覚し、被害者は転校するものの、いじめによるPTSDを発症。2021年2月13日夜、氷点下14度の外へ飛び出し行方不明となり、3月23日に公園で凍死した状態で発見されています。この事件は、学校の体制にも大きな問題な問題がありました。

北星中学校の教頭は、被害者の母親に以下の発言をしており、物議を醸しました。

10人の加害者の未来と、1人の被害者の未来、どっちが大切ですか。10人ですよ。1人のために10人の未来をつぶしていいんですか。どっちが将来の日本のためになりますか。もう一度、冷静に考えてみて下さい。

出典:Wikipedia

この発言は、教頭としてはあるまじき発言です。いじめという問題を解決する為には、教育現場の体制を変えないといけません。

14位:川崎市中1男子生徒殺害事件(いじめ2)-2015年

犯行が行われたとされる多摩川周辺
出典:Wikiwand

川崎市中1男子生徒殺害事件は、2015年2月に神奈川県川崎市で起きた殺害事件です。加害者は主犯格の少年を含めて3人。全員が未成年でした。加害者らは被害者の少年を刃物で43箇所を切りつけたうえ、真冬の川で泳がせて再び切りつけたといいます。

犯行動機の発端は被害者の少年が待ち合わせに遅れたことでした。主犯格の少年らはそれに腹を立て、少年に暴行。そのことを少年が別のグループに話し、騒ぎになったことを恨んでの犯行でした。

犯行の裏には、別グループからの報復や逮捕を恐れる気持ちがあったといわれています。そのため、殺害して被害者の服を焼却することまでしていました。

残虐非道な犯行を受けて、裁判では主犯格の少年に懲役9年から13年を求刑。他2人にはそれぞれ懲役6年から10年、懲役4年から6年半が言い渡されました。この事件の影響はネット上から少年法といった政治方面にまで及んでいます。

13位:福井火葬場心中事件(心中)-2005年

事件が判明した福井県大野市
出典:Wikipedia

福井火葬場心中事件は、2005年11月に福井県大野市で発覚した心中事件です。旧火葬場の近くで、クラシック音楽が流された乗用車が乗り捨ててあるのが発見され、警察が不審に思い調査をすると、旧火葬場で、白骨化した男女の遺体が発見されます。

調査の結果、遺体は近くに住む80代の老夫婦と発覚。2人は、クラシック音楽を流しながら火葬場に入り、ロープを使って扉を閉めたとされます。2人に子はおらず、妻は認知症と糖尿病を患い、夫が全ての介護をおこなっていたようです。

ちなみに車の中には、当日の2人の行動が事細かにメモされていました。

「午後4時半、車の中に妻を待たせている。」
「午後8時、妻とともに家を出る。」
「車で兄弟宅や思い出の場所を回って焼却炉にたどり着いた。」
「妻は一言も言わず待っている。」
「炭、薪で荼毘(だび)の準備をする」
「午前0時45分をもって点火する。さようなら。」

出典:Wikipedia

心中発覚の翌日、市役所に夫からの遺言状が届きます。手紙には住居や田畑の詳細が明記され、「遺産は全て市に寄付します」と綴られていました。心中は周到に準備されていた事が分かります。

高齢社会に伴い、老老介護は大きな社会問題です。2人の最期はニュースでも大きく取り上げられました。

12位:京都伏見介護殺人事件(介護殺人)-2006年

親子が心中を図った桂川

京都伏見介護殺人事件は、2006年2月1日に京都市伏見区の河川敷で起きた親子心中事件です。加害者の男性は当時54歳で、86歳の母親を殺害した後で、首を切って自殺を図ります。ただ男性は、死ぬ事は出来ず一命を取り留め、後に逮捕されました。

心中の動機は、生活の困窮です。男性は2005年4月頃から、認知症の母親の介護を行なっていました。昼夜逆転する生活の中で、男性は9月に会社を休職。生活保護も認められず、心中を図り1月31日から最後の旅行に出かけたのです。

2人の最期のやり取りは、裁判官も涙を流したとされます。

男性「もう生きられへんのやで。ここで終わりやで。」
母親「そうか、あかんか。一緒やで。」
男性「すまんな、すまんな。」
母親「こっち来い、わしの子や。わしがやったる。」

出典:Wikipedia

介護の事情が考慮され、男性には懲役2年6ヶ月と執行猶予3年が言い渡されました。男性は後に、滋賀県に転居するものの、2014年に琵琶湖で遺体として発見されます。鞄には臍の緒と「一緒に焼いてください」と書かれたメモ紙があり、自殺と判断されました。

介護疲れによる殺人は、このケースに限りません。前述した福井火葬場心中事件もそうですが、似たような悲しい事件は今後も起こるのかもしれません。

11位:東池袋自動車暴走死傷事故(高齢ドライバー)-2019年

2020年7月11日に除幕された慰霊碑
出典:Wikipedia

東池袋自動車暴走死傷事故は、2019年4月に起きた交通事故です。加害者は通商産業省の元官僚で、当時は87歳。飯塚は、ブレーキとアクセルを踏み間違えて交差点に進入し、9人を負傷させ2人の親子を死亡させたのです。

警察が飯塚を事故直後に逮捕しなかった事、ニュースの表記が「元院長」だった事などから、「上級国民」という概念を国民に浸透させる事となりました。結果的にそれらは誤解であり、飯塚は2021年9月2に禁錮5年の判決が下っています。

被害者の男性は、事故後に記者会見を開き、2人の写真を公開。その時の理由を以下のように述べています。

今回の事故での(2人のような)被害者と私のような悲しむ遺族を今後絶対に出してはいけないとも思いました。そのために、私は(2人の)画像を公開することを決断しました。

出典:Wikipedia

本事故の影響で、運転免許証の自主返納をする高齢者は増加。2019年の75歳以上の返納者は35万428件と、過去最多を記録しました。それでも高齢ドライバーによる交通死亡事故は後を絶ちません。

上級国民と呼ばれる人たちの職業とは?一般人との違いや逸話も紹介

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29 COMMENTS

Gutty

この記事マジでおもんないーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

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匿名

荒れてるなあ、wこういう忘れちゃいけない事件をまとめてくださってる方に対して失礼だとおもわんのかね。つまんないと思うなら大人しく帰ればいいのにw

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