フランスの有名人20選まとめ【歴史上の偉人・俳優・起業家など】

ルイ14世

ルイ14世
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17〜18世紀の近世フランス王朝の3代目国王です。5歳で王位に就き、72歳で没するまでブルボン朝の最盛期を築きました。最盛期には「太陽王」と呼ばれ、絶対王政を敷いています。国内の商業保護や社会支援を行う一方、侵略戦争を繰り返し海外領土の獲得に取り組んでいました。

そして絶対王政の象徴として「ヴェルサイユ宮殿」を建設し、王の権力を誇示しています。宮殿で絶対王政を敷き、「朕は国家なり」という言葉はルイ14世の言葉として有名です。しかし反動でフランスは財政難となりフランス革命の遠因となりました。

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ジャック・ルソー

ジャック・ルソー
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18世紀に活躍した哲学者です。社会契約説という思想を説いた「社会契約論」の著者であり、人間と社会の在り方について深く掘り下げ、王政や階級制度を批判しています。その結果弾圧され、イギリスへ亡命を余儀なくされました。

しかし彼の思想は多くの人に影響を与え、1789年のフランス革命ではルソーの思想を元にした「フランス人権宣言」が作られています。ルソーは生前に批判を浴び続けたものの、死後に評価され革命に多大な貢献を残しました。そのため死後11年にルソーの功績はフランスで認められ、遺体はパリのパンテオン(偉人を祀る霊廟)に改葬されています。

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クロード・モネ

クロード・モネ
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19世紀に活躍した画家で、「印象派」の代表的人物で、代表作「睡蓮」は特に有名です。感じたものをそのまま描く手法は当初酷評されたといいますが、次第に受け入れられていき時代を超えて愛されるようになりました。

そんなモネは18歳くらいから絵を本格的に書き始め、20代にサロンに初出展しています。当初は順調に入選していましたが、次第に落選も増えていきました。そのため仲間とともに独自に個展を開くも観客も少なくとても苦労しています。しかしめげずに何度も自分の作風を変えずに個展を続けると評価も変わっていき、ヨーロッパを旅しながら数々の作品を仕上げ、代表作「睡蓮」も書き上げました。

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ジネディーヌ・ジタン

ジネディーヌ・ジタン
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フランスの元サッカー選手で、現役指導者でもある人物です。元フランス代表で、ミッドフィルダーとして活躍していました。FIFA最優秀選手賞・バロンドール・ゴールデンボール賞など個人賞を受賞し、所属チームではワールドカップ・欧州選手権など主要タイトルを獲得しています。

選手としては攻撃的なプレイが印象的であり、味方への的確なパスさばきもさることながら、チャンスの時は自らも点を取りに行く積極的なプレーをしていました。現在はUFFAチャンピオンリーグ3連覇達成と、監督としても素晴らしい実績を誇っています。

ルネ・デカルト

ルネ・デカルト
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17世紀に活躍した哲学者・数学者です。合理主義哲学の祖であり、近代哲学の祖として知られています。思想としては、考える思想の主体として自己の存在を定式化した「我思う、ゆえに我あり」といった有名な言葉が有名です。

当時の保守的思想であった「信仰」による真理の獲得ではなく、人間の持つ「自然の光(理性)」を用いて人間の真理を追及していました。そして理論に基づく学問を展開していき、デカルトが導いた概念によって古典的な物理学が見直され、産業革命が到来することとなったのです。

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