甲府放火殺人事件の犯人「遠藤裕喜」は何者?現在の様子も紹介

生い立ち④:不登校になる

甲府南中学校
出典:Wikipedia

やがて遠藤裕喜は甲府南中学校に進学します。ソフトテニス部に入りますが、程なく退部。週刊新潮によると、退部の理由は顧問に叱られた事が理由です。当時のテニス部にいじめがあったという情報はなく、遠藤裕喜が打たれ弱い性格だった事が伺えます。

また、学校も夏の林間学校以降は不登校になりました。中学校の同級生は遠藤裕喜の事を全く覚えていません。したがって、中学校の頃の様子は詳しくわかりませんでした。

生い立ち⑤:山梨県立中央高校に進学

山梨県立中央高校
出典:Wikipedia

中学校卒業後の遠藤裕喜は、定時制高校である山梨県立中央高校に進学します。高校生時代の遠藤裕貴は、急に笑い出し、ニヤニヤしながら独り言を話していたとの事です。

また私服姿はいつもスウェット。髪型も寝癖が酷く、オシャレに気を遣う様子はなかったそう。また無遅刻無欠席の皆勤賞で、授業も真面目に受けていました。ただノートにはびっしりと書き込む癖に、点数はいつも赤点ギリギリ。要領はよくありませんでした。

高校時代の遠藤裕喜は極端なエピソードが多く、精神的に不安定だった事が伺えます。

生い立ち⑥:生徒会長に立候補する

遠藤裕喜の記事
出典:WONDIA

そんな遠藤裕喜の生き方が一変するのは2021年4月。生徒会会長に立候補した事がきっかけでした。立候補の理由は井上さんの長女に好意を寄せた事でした。立候補した生徒は他におらず、遠藤裕喜は無条件に会長に就任します。

髪型にも気を遣うようになり、長女からも「かっこいいね」と呼ばれています。事件直前に開催された学園祭では、他の生徒会の仲間と共に消毒スプレーを製作し、施設に寄付。この取り組みは高く評価され、新聞にも掲載されています。

ただ前述した通り、この頃には長女からLINEをブロックされ、渡そうとしたうまい棒も拒絶されています。この記事が掲載されたまさにその日、遠藤裕喜は甲府放火事件を起こしました。

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