日本で起きた猟奇事件ランキングTOP13

11位:井の頭公園バラバラ殺人事件-1994年

事件のあった井の恩賜公園
出典:MATOMEDIA

井の頭公園バラバラ殺人事件は、1994年4月23日に三鷹市にある井の頭恩賜公園で発覚した猟奇殺人事件。清掃員が、公園内のゴミ箱に人の足首が捨てられていることを発見し事件は発覚。公園一帯の捜索により、27個に切断された遺体が7箇所のゴミ箱に捨てられていることがわかりました。

遺体は臓器や関節を無視して20cmの大きさに切断されており、血液は一滴残らず抜き取られていました。遺体は全体の⅓しか発見されず、頭部や胴体の大部分は現在に至るまで行方不明です。既にゴミ収集車に運ばれ、処分されたと考えられています。

遺体が捨てられていたゴミ箱
出典:マトリョーシカ

被害者は近所に住む一級建築士の男性と判明します。暴力団や宗教団体が犯人とされましたが、彼が犯罪に関与した事実はありませんでした。近所には瓜二つの容姿をした露天商の男性が住んでおり、彼は某国の工作員とトラブルに遭っていたとされます。

つまり被害者男性は勘違いで殺害された可能性があります。犯行手口の手際の良さから、犯人がプロの犯行であることは間違いありません。仮に工作員が犯人であるなら、犯人の確保は絶望的です。

被害者男性は勘違いで殺害された可能性も
出典:マトリョーシカ

ネットでは話題になる事件ですが、3日後に264人の死者を出した中華航空140便事故が起きており、報道の扱いは小さいものでした。その後も懸命な捜査が行われるものの、多くの謎を残したまま、2009年に時効が成立しています。

10位:長岡京ワラビ採り殺人事件-1979年

主婦に一体なにが起きたのか?
出典:yuiseki

長岡京ワラビ採り殺人事件は、1979年5月25日に京都府長岡京市の山中で発覚した猟奇殺人事件。この日、近所の竹山にワラビ採りに来ていた32歳の主婦と43歳の主婦の遺体が、山頂で発見されます。32歳の主婦は50ヶ所以上も殴打され、背中に包丁が刺さっていました。

43歳の主婦も30ヶ所以上殴打され、体内から犯人と思われる体液が発見されます。ポケットからは「オワレている たすけて下さい この男の人わるい人」と走り書きしたレシートが見つかり、2人が懸命に逃げていたことがわかります。複数の容疑者が浮上しますが、有力な証拠はなく、1994年に時効が成立しました。

事件を報道する新聞
出典:おにぎりまとめ

事実かは不明ですが、この事件には続きがあります。事件から5年後、長岡京市に住む主婦がメッタ刺しにされ、布団を巻かれて放火される事件が起きました。殺害された主婦は殺害された主婦と友人で、事件当日は急用で先に下山したとされています。

犯人は通り魔的に主婦を狙ったのか、はじめから3人を標的にしていたのか、謎は深まるばかりです。

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