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Q21/Q30

1945年に刊行された「新釈諸国噺」、この作品の冒頭で太宰が触れている「世界で一ばん偉い作家」というのは次のうち誰でしょう?
本作は井原西鶴作品を、太宰独自の解釈を交えて構成された作品であり、冒頭にて「これは西鶴の現代訳というようなものでは決してない」と述べております。
Q23/Q30
1947年に出版された元男爵の家の出身である詩人の妻「さっちゃん」を主人公にした作品は次のうちどれでしょう?
「ヴィヨンの妻」はフランスの詩人・フランソワ・ヴィヨンの名前から取られた作品で、放浪詩人である大谷とその周辺人物について、大谷の妻「さっちゃん」視点で描かれた作品となっています。
Q24/Q30
「朝、食堂でスウプを一さじ、すっと吸ってお母さまが、「あ」と幽かすかな叫び声をお挙げになった」という書き出しで始まる太宰の作品は次のうちどれ?
1947年に出版された小説「斜陽」は没落貴族なった人々を描いた作品で、その後、没落した人々を指す言葉「斜陽族」という言葉の語源にもなった作品です。
Q25/Q30

「斜陽」のモデルになった農地改革後の津島家の惨状を見た太宰は、ある戯曲そっくりであると言っていました。さて、その戯曲とは次のうちどれでしょう?
太宰は大地主であった津島家へ帰郷し、GHQの農地改革によりがらんとした有様を見て「桜の園だ」と繰り返し言っていたと、太宰の妻・美和子のエッセイに記述されております。
Q26/Q30
「私は、その男の写真を三葉、見たことがある。」という書き出しで始まる太宰治の晩年の代表作は次のうちどれ?
1948年5月に脱稿し、その後6月に入水自殺をしたために「遺書」の様な作品であると考えられてきた作品。ちなみに、「三葉」とは「三枚」という意味の言葉です。
Q27/Q30
「人間失格」の有名な一文、「恥の多い○○を送って来ました。」この空白の部分にはどの言葉が当てはまるのでしょうか?
本作は、大庭葉蔵という男性の手記を基にした体裁で書かれていますが、所々に太宰の経験を色濃く反映した場面が登場するなど私小説的な一面のある作品となっています。
Q28/Q30
1948年に朝日新聞で連載されるも、入水自殺したために未完となってしまった太宰治の遺作は次のうちどれでしょう?
「グッド・バイ」は雑誌の編集長である田島周二という男は結婚しているにもかかわらず、愛人が10人いるという遊び人であったのですが、34歳の時に雑誌の編集に専念するために女性達と分かれるという決断をし…という物語です。
Q29/Q30
1948年6月13日、太宰が愛人・山崎富栄と共に入水自殺をした場所は次のうちどこでしょう?
この自殺に関して、様々な憶測があり、太宰の最後の洒落であったとする説や、愛人・富栄による無理心中説など様々な説が飛び交っております。
Q30/Q30
太宰の誕生日であり、遺体が発見された命日である6月19日は、ある短編の名前を取った忌日名となっています。その忌日名はなんでしょう?
この忌日名は、太宰と生前交流のあった作家・今官一により名付けられた忌日名です。
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