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Q21/Q30
「吾輩は猫である」の最後の一文は次のうちどれでしょう?
最終話となる第十一話の終盤で「吾輩」は飲み残したビールを飲んでしまい、酔いながら水瓶に落ちてしまい、溺れていくという結末になっております。この一文は、その溺れていく中で、念じた言葉です。
Q23/Q30
「うとうととして目がさめると女はいつのまにか、隣のじいさんと話を始めている。」という書き出しで始まる日本初の教養小説としても有名な夏目漱石の作品は次のうちどれでしょう?
「三四郎」は九州から上京してきた学生・小川三四郎と都会の女性・里見美禰子の恋模様を描いた作品です。ちなみに主人公の三四郎は、門人であった小宮豊隆がモデルになったとされております。
Q24/Q30
漱石作品には、作品内のつながりがあることから「前期三部作」として有名な作品があります。では、その前期三部作に含まれていないのは次のうちどれでしょう?
「三四郎」では主人公の好きな人を兄の友人にとられ、「それから」では主人公が友人の妻を奪い、「門」では主人公が妻を奪った罪悪感を抱えながら生きていく、という一見するとつながりがあるように見えることからこれらの作品は「前期三部作」と呼ばれております。
Q25/Q30
「私わたくしはその人を常に先生と呼んでいた。」という書き出しで始まる、後期三部作の一つに数えられている作品は次のうちどれでしょう?
「こころ」は1914年に朝日新聞で連載された作品で、累計発行部数は718万部以上を記録し、日本で一番売れた小説としても有名な作品です。
Q26/Q30

小説「こころ」は上・中・下の三部で構成されています。では、3部作の最後にあたる下のタイトルは次のうちどれでしょう?
上部が「先生と私」、中部が「両親と私」、下部が「先生と遺書」という構成になっております。
Q27/Q30

漱石が「こころ」を執筆するきっかけとなった下記の軍人は次のうち誰でしょう?
乃木希典は日露戦争の旅順攻囲戦にの指揮を執るなど活躍した軍人であり、明治天皇のが崩御した際、妻と共に自刃し殉死しました。漱石はこの殉死に影響を受け、「明治の精神」を殉死させる意味で、この作品を執筆しました。
Q28/Q30
漱石作品の中で、人間のエゴイズムについて共通のテーマを持った作品達を「後期三部作」と呼びます。では、次のうち、この後期三部作に含まれないのはどの作品でしょう?
後期三部作は共通テーマとして「利己的な感情に振り回される」というのが存在し、各作品とも嫉妬、葛藤などが描かれております。
Q29/Q30
「医者は探を入れた後で、手術台の上から津田を下ろした。」という書き出しで始まる夏目漱石の遺作となった作品は次のうちどれでしょう?
「明暗」は1916年に朝日新聞で連載された作品で、連載途中で漱石が逝去したため未完となった作品です。会社勤めの主人公・津田由雄と妻・お延の物語で、則天去私(小さな自分にとらわれず、身を天地自然にゆだねて生きて行くこと)を描こうとしていたのではないかという学説などもあります。
Q30/Q30

夏目漱石のお墓は現在どこに建立されているでしょうか?
雑司ヶ谷霊園に夏目漱石の墓は建立されており、この霊園には他にも小泉八雲や島村抱月といった著名人が埋葬されております。
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