【武田信玄クイズ#1】信長も恐れた戦国最強の武将。

武田信玄は、幼名を太郎と言い、元服後には武田晴信と言う名を名乗りました。信玄は、出家後に使用した法名で正確には、徳栄軒信玄という法名です。

信玄は、甲斐の守護大名であった甲斐武田氏の嫡男として誕生しました。現在も山梨県内には信玄を称える石像などがいくつか建立されております。

要害山城は、現在の山梨県甲府市上積翠寺町に建築されていた山城で、綴児が先館の詰城として利用されておりました。この城にて、信玄の母親である大井夫人は避難している時に、信玄を出産したと言われております。

足利義晴は、室町幕府12代目の将軍であり、朝廷との関係強化など将軍の権威回復に努めた人物です。信玄は、元服後に義晴から「晴」の字をもらい「晴信」という名を名乗ったと言われております。

躑躅ヶ崎館は、武田氏の居城として使用された城であり、現在の山梨県甲府市古府中に建築されていた城です。現在、この場所には信玄を祀った武田神社が建立されております。

守護大名とは、鎌倉時代に設置された守護・地頭により領国を支配していた守護が守護領国制を経てそのまま成長し、戦国大名となった大名の事を指します。代表的なのは、甲斐の武田氏、越前の朝倉氏、豊後の大友氏などが有名です。

武田信虎は、武田信玄の父であり、武田家18代目の当主でもある戦国武将です。甲斐国を統一するなど武田氏繁栄の基盤を作るも、信玄により強制隠居、甲斐国を追放されてしまいました。この背景には、家臣団との不和などが考えられております。

元々は、駿河の今川氏とは同盟を結んでいましたが、信虎時代には相模の後北条氏は敵対関係にありました。しかし、1544年ごろに信玄は北条氏康と和睦し、翌年の今川と北条による第2次河東一乱を仲裁。この後、「甲駿相三国同盟」が結ばれるきっかけとなりました。

今川義元は、駿河の戦国大名・今川氏の11代目当主であり、信玄とは義理の兄弟関係にあたる人物です。信玄とは同盟関係であり、川中島合戦を仲裁したこともありました。しかし、1560年、領国拡大を狙い、尾張の織田家を滅ぼそうとするも、桶狭間の戦いにより討死してしまいました。

北条氏康は、後北条氏の3代目当主であり、関東一円を支配した戦国大名です。1545年以降、武田信玄とは同盟関係を結ぶも、1568年に今川氏衰退による信玄の駿河侵攻により同盟を破棄し、代わって上杉謙信と同盟を結ぶなど外交面にも長けた武将でした。