土佐日記とは何かわかりやすく解説!作者や品詞分解も簡単に紹介

土佐日記の関連作品

おすすめ書籍・本・漫画

土佐日記(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

土佐日記について解説した本は多々ありますが、分かりやすさを追求したのがこちらの一冊です。まず現代語訳があり、その後に原文が続きます。

更により踏み込んだ現代語訳と当時の時代背景が解説されているので、大変勉強になります。 古典の授業はもちろん、大人になった人にも読んでほしい一冊です。

土左日記を読みなおす: 屈折した表現の理解のために

この記事の後半でも解説した通り、土佐日記には様々な謎や屈折した表現が存在します。本書は土佐日記の謎について掘り下げると共に、新たな解釈を生み出したものです。

タイトルも「土左日記」と表記されており、筆者が貫之の思いを受け止めようとしている事が見受けられます。今回の記事を読み、土佐日記の謎を知りたいと思った方にはオススメの一冊です。

高校古文こういう話

本書は塾の講師だった筆者が、学校で習う古典内容を漫画とコメントで解説したものです。土佐日記だけでなく、31編の作品が収録されています。古典につまずいた人が本書を読むと、古典の本来の面白さに気づくかもしれません。

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10分でできるテスト対策 古文 「土佐日記 門出」 これで10点アップ!

土佐日記は古典の授業や入試でもよく取り上げられます。本動画は門出の内容把握や、文法について詳しく知りたい人にオススメです。

土佐日記で取り上げられているのは門出だけですが、徒然草や伊勢物語なども解説されています。別の古典についても学びたい方は、そちらも確認してみましょう。

書きなぐりイラストでわかる「土佐日記」門出

門出を「書きなぐりイラスト」で再現した動画です。確かに豪快なイラストですが、要点を掴んだ内容で分かりやすくまとめられています。文字だけだと土佐日記の内容がピンとこない方には、オススメの動画です。

帰京

土佐日記の最後である帰京を漫画にした作品です。この漫画を描いたのは当時高校生だったとの事で、その才能にも驚愕します。漫画はとても綺麗ですが、少々怖い演出も含まれています。

怖いものが大丈夫な方には是非視聴して欲しい動画ですね。

土佐日記に関するまとめ

今回は土佐日記について解説しました。土佐日記は日本文学史における初めての日記文学です。笑いや洒落が盛り込まれつつも、貫之の「娘を失った悲しみ」が作品の本質ではないかと思われます。だから貫之は仮名文字で作品を書いたのです。

土佐日記には現在においても共感出来る部分が多々あります。それは日本人の感性が脈々と受け継がれてきたからでしょう。今回解説出来たのは4つのお話だけですが、まだまだ素晴らしい話が土佐日記には収録されています。

その内容については是非、皆さんが実際に読んで確かめて欲しいところです。今回の記事を通じて土佐日記に興味を持っていただけたら幸いです。

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