アメリカ大統領歴代45人を一覧で紹介！実績や任期、覚え方まで解説

ジョージ・ワシントン

ジョージ・ワシントンはアメリカ合衆国建国の父の1人であり、初代大統領を務めた人物です。ワシントンD.Cは彼に因んで名付けられた地域であり、現在はアメリカの首都として国際的な影響力を持つ世界都市となっています。

彼の在任中に政権の中枢であるホワイトハウスの建設が始まりました。しかし、完成したのは彼の死後であったため、ジョージ・ワシントンはホワイトハウスで政務を行ったことがない唯一の大統領です。

ジョン・アダムズ

ジョン・アダムズは、アメリカ合衆国建国の父の1人である第2代アメリカ合衆国大統領です。大統領に就任する前、彼はジョージ・ワシントンの下で2期にわたり副大統領を務めています。

また、彼の妻であるアビゲイル・アダムズは、当時では珍しく非常に進歩的な考えを持った女性でした。ジョン・アダムズの任期中、彼女はファーストレディとして奴隷制への反対や女性が持つ権利の向上を訴える活動などの運動を起こしました。

トーマス・ジェファーソン

トーマス・ジェファーソンは、「アメリカ独立宣言」を起草した人物の1人として知られる、第3代大統領です。彼はアメリカ合衆国建国の父の1人であり、イギリスの帝国主義に対抗する理想の共和制を深く追求しました。

また、彼は政治家としてだけでなく、建築家としても才能ある人物でした。彼が設計した建築物である邸宅モンティチェロとバージニア大学は世界遺産として登録されています。

ジェームズ・マディソン

ジェームズ・マディソンは第4代アメリカ大統領です。任期中に米英戦争が勃発したため、彼は外国へ宣戦布告を行った初の大統領となりました。この戦争の後、アメリカはイギリスから文化的にも精神的にも独立していくことになります。

また、彼はアメリカ合衆国憲法の執筆に関わる中心人物でもありました。そして、憲法における市民の基本的人権の保障についての条項を修正したことから、彼は「権利章典の父」とも呼ばれています。

ジェームズ・モンロー

ジェームズ・モンローは、アメリカ独立戦争に従軍した経験を持つ第5代大統領です。彼はアメリカ合衆国建国の父としては最後の世代であり、彼以降の時代は新たな世代がアメリカの大統領となっていきます。

1823年、彼はモンロー主義を発表し、アメリカ大陸とヨーロッパの間における相互不干渉を提唱しました。その後、この孤立主義政策はアメリカの外交における基本方針となっていきます。