アメリカ大統領歴代45人を一覧で紹介!実績や任期、覚え方まで解説

ジェームズ・ノックス・ポーク

第11代大統領ジェームズ・ノックス・ポーク
出典:Wikipedia

名前ジェームズ・ノックス・ポーク
第15期
在任期間1845年3月4日~1849年3月4日
所属政党民主党
副大統領ジョージ・ダラス

ジェームズ・ノックス・ポークは、自ら掲げた数々の選挙公約を次々と成し遂げた、第11代大統領です。彼は南北戦争以前における最後の「強い大統領」として、積極的な外交政策を行いました。

僅か1期の在任期間で、彼はイギリスとの間で起きていた領土問題の解決やアメリカ・メキシコ戦争の勝利と領土拡大、金融体系の再建など多くの政治的な功績を挙げました。そのため、彼はアメリカ史における重要な大統領として評価されています。

ザカリー・テイラー

第12代大統領ザカリー・テイラー
出典:Wikipedia

名前ザカリー・テイラー
第16期
在任期間1849年3月4日~1850年7月9日
所属政党ホイッグ党
副大統領ミラード・フィルモア

ザカリー・テイラーは、大統領選挙で当選した最後のホイッグ党員であり、在任中に黒人奴隷を所有していたことがある最後の大統領です。40年の軍歴を持つ彼は、アメリカ・メキシコ戦争の英雄として大統領選挙に立候補し、見事に当選して第12代大統領となりました。

しかし、彼は大統領へ就任してから僅か16か月後にコレラで死去してしまいます。その後、副大統領であったミラード・フィルモアが引き継いで大統領となりました。

ミラード・フィルモア

第13代大統領ミラード・フィルモア
出典:Wikipedia

名前ミラード・フィルモア
第16期
在任期間1850年7月9日~1853年3月4日
所属政党ホイッグ党
副大統領不在

ミラード・フィルモアは、ザカリー・テイラーの後を引き継いで昇格した第13代大統領です。彼は先住民族に対して厳しい政策を展開し、ミズーリ川以西で暮らしていた先住民族から多くの領土を奪いました。

また、彼は積極的な外交政策を行った大統領としても知られています。在任中、彼は鎖国中であった江戸時代の日本と貿易をするために、マシュー・ペリーを派遣して開国を迫りました。

フランクリン・ピアーズ

第14代大統領フランクリン・ピアーズ
出典:Wikipedia

名前フランクリン・ピアーズ
第17期
在任期間1853年3月4日~1857年3月4日
所属政党民主党
副大統領ウィリアム・ルーファス・
デ・ヴァーン・キング

フランクリン・ピアーズは、史上最悪の大統領と評価される第14代大統領です。彼はカンザス・ネブラスカ法を支持し、ミズーリ協定を撤廃しました。そして、奴隷制度の拡大に関する議論を再開したことで、急速に支持を失っていきます。

その結果、彼は所属政党からも見捨てられ、次の選挙に出馬することもできませんでした。また、南北戦争の際には奴隷州を多く含む連合国を支持したことで、世間での評判はさらに落ちていきました。

ジェームズ・ブキャナン

第15代大統領ジェームズ・ブキャナン
出典:Wikipedia

名前ジェームズ・ブキャナン
第18期
在任期間1857年3月4日~1861年3月4日
所属政党民主党
副大統領ジョン・キャベル・
ブレッキンリッジ

ジェームズ・ブキャナンは、フランクリン・ピアーズに代わって民主党の大統領候補として指名され、見事に当選した第15代大統領です。彼は生涯独身を貫いた唯一のアメリカ大統領でした。

しかし、1857年に起こった初の世界的な恐慌による影響を受け、彼は世論の支持を集めるのが難しくなっていきます。その中で、彼は江戸幕府の幕臣である新見正興と会談し、日米修好通商条約の批准書の交換を行いました。

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