アメリカ大統領歴代45人を一覧で紹介!実績や任期、覚え方まで解説

チェスター・アラン・アーサー

第21代大統領チェスター・アラン・アーサー
出典:Wikipedia

名前チェスター・アラン・アーサー
第24期
在任期間1881年9月19日~1885年3月4日
所属政党共和党
副大統領不在

チェスター・アラン・アーサーは、ガーフィールド大統領が銃撃事件によって死去したことにより、後を引き継いで第21代大統領となりました。アーサー大統領はペンドルトン公務員改革法を可決させたことにより、「行政の父」と呼ばれています。

彼はファッショナブルな人物であり、ガラス工芸家や芸術家を雇ってホワイトハウスを改装させました。また、彼は美食家でもあり、毎晩のようにパーティーを開催していたようです。

スティーブン・グロバー・クリーブランド

第22代、第24代大統領スティーブン・グロバー・クリーブランド
出典:Wikipedia

名前スティーブン・グロバー・
クリーブランド
第25期、第27期
在任期間1885年3月4日~1889年3月4日
(第25期)、
1893年3月4日~1897年3月4日
(第27期)
所属政党民主党
副大統領トーマス・アンドリュー・
ヘンドリックス(第25期)、
アドレー・ユーイング・
スティーブンソン1世(第27期)

スティーブン・グロバー・クリーブランドは、フランスから贈られた「自由の女神像」の除幕式に参加した第22代、第24代大統領です。アメリカ史において、連続せず2期を務めた大統領はクリーブランド大統領しかいません。

また、彼はホワイトハウスで結婚式を行った唯一の大統領でもあります。その際の相手は、自身が後見人を務めていた友人の娘であるフランシス・フォルソムであり、クリーブランドより28歳も年下でした。

ベンジャミン・ハリソン

第23代大統領ベンジャミン・ハリソン
出典:Wikipedia

名前ベンジャミン・ハリソン
第26期
在任期間1889年3月4日~1893年3月4日
所属政党共和党
副大統領リーヴァイ・パーソンズ・モートン

ベンジャミン・ハリソンは、第9代大統領ウィリアム・ヘンリー・ハリソンを祖父に持つ第23代大統領です。彼はシャーマン反トラスト法を制定して一部の大企業に制限を加え、資本独占の形成を防止しようと努めました。

また、彼は大統領選挙において現職のクリーブランドに勝利し、第23代大統領に就任しました。しかし、次の大統領選挙ではクリーブランドに敗北してしまい、再選に失敗しています。

ウィリアム・マッキンリー

第25代大統領ウィリアム・マッキンリー
出典:Wikipedia

名前ウィリアム・マッキンリー
第28期、第29期
在任期間1897年3月4日~1901年9月14日
所属政党共和党
副大統領ギャレット・オーガスタス・
ホーバート(第28期)、
セオドア・ルーズベルト(第29期)

ウィリアム・マッキンリーは、帝国主義政策を推し進めた第25代大統領です。マッキンリー政権下において米西戦争が勃発し、フィリピンやグアムなどを併合します。その結果、アメリカは太平洋地域に強い影響力を持つようになっていきました。

しかし、1901年にパン・アメリカン博覧会へ出席していたマッキンリー大統領は、無政府主義者のレオン・チョルゴッシュによって暗殺されてしまいました。

セオドア・ルーズベルト

第26代大統領セオドア・ルーズベルト
出典:Wikipedia

名前セオドア・ルーズベルト
第29期、第30期
在任期間1901年9月14日~1909年3月4日
所属政党共和党
副大統領不在(第29期)、
チャールズ・ウォレン・
フェアバンクス(第30期)

セオドア・ルーズベルトは、アメリカ人で初めてノーベル賞を受賞した第26代大統領です。彼は数々の功績を残し、現在においても最も偉大な大統領の1人として尊敬されています。

彼は棍棒外交を展開し、強大な軍事力を背景にカリブ海政策を推進してパナマ運河の建設を開始しました。また、彼は親日派として知られており、日本文化にも理解がありました。しかし、日露戦争以降は日本に対して強い警戒心を抱くようになっていったようです。

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